5年ぶり3回目
9月18日(日)、「平和を考える集い」で憲法の講演をしてきました。
主催してくださったのは、「湯の町湯沢平和の輪」のみなさん。湯沢町では2016年10月と、2017年8月に、憲法カフェでお招きいただいていて、今回が3回目です。今回も前2回と同様に、新潟県弁護士会の憲法講師派遣制度を利用しての申込みでした。
今回お申し込みいただいたのは、私が書いた3つのブログ(攻められたらどうするのか前編、攻められたらどうするのか後編、どうすれば戦争の時代を防げるか)を読んだ方が、「こういう話を町じっくり聞きたいよね」と話題にして下さったことがきっかけだったようです。直筆の丁重なお手紙をいただき、恐縮しました。
講演の概要
当日お話したのは、以下のような内容です。
先日長岡でお話したものをベースに、ところどころ修正を加えました。パワーポイントは、シートで84枚分。「80分くらいで」と言われていたのですが、やはり無理で10分ちょっと超過してしまいました。それでもみなさん時折頷いたりしながら集中して聞いてくださり、とても話しやすかったです。
湯の町湯沢平和の輪のブログで、さっそく講演メモをアップして下さっています。よろしければご覧ください。
質問や感想など
講演の後、以下のようなご質問をいただき、私なりの考えをお答えしました。
- 防衛省の来年度概算要求についてどう思うか
- 「台湾有事は日本の有事」と言われていることについてどのように考えたらよいか
また、以下のような感想をいただきました。
- 憲法を護るということと、政府に憲法を守らせるということの違いや、両者の関係について理解が深まりました。
- 素晴らしい講演と資料をありがとうございます。これほど充実した講演資料はこれまで見たことがありません。今回のようなテーマの講演は初めて聞いたのですが、丁寧にわかりやすくご説明いただいたので大変よく理解できました。
終了後
終了後、何人かの方が声をかけて下さいました。「最初に来ていただいたときは保育園の運動会があった日でしたけど、お子さんは大きくなられましたか?」「私、六日町九条の会の者なんですけど、先生が六日町の憲法カフェにお越し下さったときの資料を今でも持っています。」「以前にいただいたアクションリストをたまに見返しているんですが、なかなか達人の域には行かないですね。初級か中級かという感じです。」等々。
何年も前の講演や憲法カフェのことをよく覚えていて下さったり、資料を活用して下さったりしているお話を伺って、感激してしまいました。引き続き1回1回の講演の機会を大切にしていきたいと思います。
帰り際に主催者の方から「ご家族のみなさまに」ということでおみやげをいただきました。ありがとうございました!