弁護士会への申込みを受けて
6月5日(木)、大島小学校の3~6年生向けに、スマホ・SNSの特別授業をしてきました。
このテーマでは、昨年7月に国府小学校で6年生向けの授業を、昨年11月に春日中学校で全校生徒向けの授業をしています。
今回も、上記の授業と同様に、学校から新潟県弁護士会宛に弁護士学校講師派遣「弁護士と学ぼう!」の申込があり、私が担当することになりました。
事前の準備
今回は、一番下の学年である小学3年生にもわかる内容にするために、これまで使っていたパワーポイントを修正し、当日話す内容にも大幅な変更を加えました。
全体の構成についてもあれこれ悩みましたが、最終的に以下のような形に落ち着きました。
子ども達に緊張をほぐしてもらう
少し早めに学校に到着し、機材の準備も終えたところで、3年生と4年生が教室に入ってきました。
学校で授業をするのは久しぶりだったのでやや緊張気味だったのですが、子ども達が「ねぇ、ねぇ、この名前なんて読むの?たなかゴンザレス?」「弁護士さん、バッヂ持ってる?見せて。」「彼女は?彼女いる?」など、超フレンドリーに話しかけてくれたので、すっかり緊張がほぐれました笑。
全員参加のクイズ形式で
冒頭は自己紹介。弁護士の仕事がどういうものか説明して欲しいというリクエストを当日いただいたので、普段どんな感じで仕事をしているかについても簡単にお話しました。
この日は1日フリー参観の日ということで、保護者の方もいらっしゃっていました。「これからいくつかクイズを出すので手を挙げて答えてくださいね。先生や保護者の方もですよ!」と念押ししたうえで、本題に入りました。
子ども達はもちろん、先生方や保護者の方も、みなさんしっかり手を挙げて参加して下さいました。
インターネットの特性
設例をもとにしたクイズを5問やった後で、インターネットの特性についてお話しました。
「正しい情報もそうでない情報もどちらもある」というような捉え方では不十分で、むしろ「不正確な情報が混ざり込みやすい構造がある」ということを知っておいた方がよいということを指摘したうえで、以下のようなスライドに基づいてポイントを確認しました。
終了後
授業終了後、担当の先生が、「私も知らなかったことがいくつかあって、とても参考になりました。クイズにしていただいたのもすごくよかったです。」と声をかけて下さいました。
校長先生も授業の最初から最後まで参加して下さり、質疑の時間には手を挙げて質問をしてくださいました。「子ども達にとってもわかりやすかったと思います。非常に役立つお話でした。」とのコメントをいただき、ほっとしました。
*6月11日付追記
先生が子ども達の感想と、写真を送って下さいました。用紙いっぱいにびっしりと、感じたことや考えたことが書かれていてこちらの思いが伝わったことがわかりました。「またお話を聞きたいです。」「ぜひまた来てください。」と書いてくれている子も多く、胸がほっこりしました。