いじめ予防授業@新井中央小学校


事前の準備

12月7日(火)、新井中央小学校の6年生(55人)向けに、いじめ予防授業をしてきました。

これまでと同様に、事前準備として授業の前に、真下真理子弁護士著『弁護士秘伝!教師もできるいじめ予防授業』(教育開発研究所)で紹介されている事例をもとに作ったワークシートを送り、子ども達に検討をしてもらいました。

想定外の展開に

いじめ予防授業をするのは、今年度で3校目、通算では8校目です。大分慣れてきたので今回はあまり緊張しないでやれそうかな等と思っていました。

が、授業の10日ほど前に上越教育大学の学生さんから「卒論の参考にしたい」ということで、見学の申し出があり、学校の了解を得て授業を見学することになりました。

さらに、当日学校に行くと、見慣れない方がたくさんいらっしゃり、嫌な予感(笑)がしました。その予感は的中。初対面の教育委員会の方からご挨拶いただき、名刺交換。「後ろの方で見ていますから」と声をかけられました。その後、地元のケーブルテレビの記者さんとも名刺交換。テレビカメラを教室の後ろに設置しているのを見て、緊張が高まりました(笑)。

授業の様子

子ども達は、「真面目で大人しい」子たちが多そうな印象でしたが、積極的に発言してくれる子もいました。発言しない子も、目を見て話を聞いてくれ、私からの問いかけについてきちんと考えてくれていることがよくわかりました。みんなが授業に集中していたことや、積極的に発言してくれる子がいたことについて、ケーブルテレビの記者さんも感心していました。

授業後の懇談

授業のあと、校長先生、教頭先生と懇談しました。お二人ともお忙しいなか、一部ですが授業を見に来てくださっていました。校長先生が授業の感想をお話くださるなかで、「最近は何かと変化が早いから、意識して自分の感覚を更新していかないと追いていかれてしまいますね。」とおっしゃっていたのが印象に残りました。私の授業のどの部分を聞いてそのように感じたのか(思い出されたのか)はわかりませんが、ハラスメント防止研修ではそのことを意識してお話しているので、どこか通じる部分があったのかも知れません。

報道

授業の様子が、12月8日の「ニュースLink」で報道されました。また、『上越妙高タウン情報』にも記事がアップされました。授業の内容や子どもの感想も丁寧に取り上げてくださいました。ありがとうございます!