主権者教育の特別授業@新潟県立高田高校2023


母校での授業

上越総合技術高校での授業がきっかけ

3月15日(水)、母校の高田高校におじゃまして、2年生(240人)向けに主権者教育の特別授業をしてきました。

2017年に上越総合技術高校で主権者教育の授業をした際に同校の教員をしていた先生が、高田高校に異動となり、「あの時のような授業をしてもらえないでしょうか」とのオファーをしてくださったことがきっかけで授業を担当することになりました。

高田高校では、一昨年度の5月にオンラインでキャリア教育の授業を、昨年度の3月に主権者教育の特別授業を、それぞれ担当させていただいており、今回は3度目の授業となりました。

授業の準備

担当の先生が見たのは2017年度の授業だったようなのですが、上越総合技術高校では2019年度にも主権者教育の授業を行っていて、そちらの方がより実践的な内容であったことから、それをベースに準備をすることにしました。

いただいた授業時間は2コマだったので、上越総合技術高校での授業と同様に、1コマ目に模擬選挙をし、2コマ目に講演をすることに。候補者役をして下さる3人の先生方の年齢・性別が前回と違ったこともあって、演説原稿を書き直し、基本政策も部分的に変更しました。

上越市長選挙(仮)の模擬投票

個人での投票とグループでの投票

1コマ目は、地元上越市の市長選挙という設定で模擬投票。候補者は、「高齢者に優しい町に!」を掲げる女性候補、「子育てがしやすい町に!」を掲げる男性候補、「若い世代が夢を実現できる町に!」を掲げる男性候補の3人です。

2回投票してもらうことにし、1回目は個人での投票、2回目はグループでの投票にしました。

候補者の演説①

以前の演説原稿をもとに内容を改定したのですが、性別が変わるだけで同じ原稿でもこんなに印象が変わるものかという驚きがありました。公約(政策)と経歴(キャラクター)のポイントを「選挙公報」の形にまとめて配布するとともに、演説中にスクリーンに映しました。

個人での投票

それぞれの端末からGoogleフォームを使って投票してもらいました。他の人の投票に影響されることもなく、短時間で投票できますし、結果をすぐに円グラフで表示できるのでオススメです。

投票結果は、1位子育て候補、2位高齢者候補、3位若者候補となりました。どういう理由で投票先を選んだのか、何人かの生徒にインタビューしたのですが、細かい点も含めきめ細かく事情を勘案したうえで選択したことがわかり、感心しました。

候補者の演説②

2回目の演説内容は、他の候補への批判です。

グループで相談

2回目の演説後、5人ずつのグループに分かれて話し合ってもらいました。話し合いの時間は15分。やや長すぎるかも知れないとも思っていたのですが、どのグループも議論が盛り上がっていました。時に真剣に、また時に楽しそうに、各候補の政策について話し合いをする生徒さん達をみて、なんだかとっても幸せな気分になりました。

グループでの投票

グループでの投票も、Googleフォームを使って行いました。

投票結果は、1回目と同様で、1位子育て候補、2位高齢者候補、3位若者候補となりました。少数意見だった若者候補の票が残るかどうかに注目していたのですが、わずかに比率は減ったものの票が入っていました。グループ内で単純に多数決をしていれば消えてしまう可能性が高いので、どのような議論がなされたのか聞きたかったのですが、時間の関係もあって聞けずじまいでした。

社会の問題をどのように解決していくか

三候補の政策と選挙結果について

最初に、4年前に別の学校で実施したときにはまったく違う結果になったこと、学校の違いというよりは社会全体の考え方が変わってきていることが影響していると思われること、などをお話しました。

また、各候補の政策のポイントについて確認したうえで、政策の当否をどのような指標によって判断するべきかということについてコメント。すべての出発点として、現状を詳しく把握することが大切であると指摘したうえで、上越市の現状についてグラフなどを示しながら説明しました。

選挙の意義と限界

次に、選挙の意義と限界についてお話しました。

選挙は代表者を選ぶもの。みんなで話し合いができれば一番よいが、規模が大きくなると難しいので、代表者を選んで代わりに話し合いをしてもらう。選出された代表者は話し合いに基づいて、税金の使い道を決めたり、法律や条例などのルールを定めたりする。選挙はとても重要。

ただ、多数決により選出するものであることから、限界や弊害もある。1つはマジョリティの声が優先されてしまいがちになること(マイノリティの声が届きにくいこと)、もう1つはいろいろな人から投票してもらえるように総花的で玉虫色の公約になりがちで政策論争が深まりにくいこと。

デジタル技術の活用

そうした限界や弊害を乗り越えるために、デジタル技術が活用できないか、台湾で実際に導入されている制度についてお話しました。

台湾では公共政策のアイデアをプレゼンする大会(総統杯ハッカソン)がある。解決したい地域の課題を集めるところからスタートし、参加チームは課題の解決策を政府のオープンデータに基づいて検討し、提案する。民間投票で上位に入った20チームは、台湾総統府で直接プレゼンすることができ、上位5つに入ったアイデアは、予算付けされて1年以内に国の政策として実行することが約束されている。民間投票は少数意見を取り込みやすいように、単純多数決ではなく、クアドラティックボーティングという特殊な投票方法が用いられている。

また、誰でも気軽に行政に対する提案をオンラインで行うことができるプラットフォームも設置されている。60日以内に5000人以上の賛同を集めた提案は、行政の関連部局が検討して2カ月以内に書面で回答しなければならないとされている。

おわりに

最後に、「終末時計」の話を入り口に、世界の状況を確認したうえで、以下のようなことをお話しました。

よく社会のことや世界のことに関心を持ちましょうなどと言われたりするが、こちらが関心を持っているかどうかにかかわらず、地球で暮らしている以上、無関係ではいられない。温暖化にしても核兵器の拡散にしても、自分だけがその影響から逃れるということは、性質上できない。どうせ無関係ではいられないのであれば、関心をもって、積極的に関わった方がいいと思う。例え話で言うと、沈みゆく船に乗っている人が「自分は船が沈むかどうかについては関心がない」と言っていたらおかしい。

また、問題の規模や深刻度が大きいので、他人任せにしていてどうにかなる問題ではない。みんなで知恵を出し合って、アイデアを出し合って、解決に向けた取り組みをしていかないといけない。そのために求められるのが、「異なる意見の人と話して、相互理解を深めたり、新しい考えに辿りついたりする力」=対話力。

生徒さんたちの感想

模擬投票が楽しかった

  • このようなタイプの企画は初めてでしたが、周りの人とどの政策がよいか議論し合うのはとても楽しかったです。来年またこのような企画があるのなら、ぜひ参加したいと思いました。
  • 実際に演説を聞いて模擬投票をするのは非常に面白かったです。互いの意見を班のメンバーと交わして考えを深めていく作業が楽しく、時間が足りないくらいでした。
  • 模擬投票がとてもおもしろかった。それぞれの候補者の意見を聞いて、どの候補者の政策が自分のため、社会のためになるか、考えるのはとても面白かった。18歳に向けて選挙を身近に感じることができた。
  • もうすぐ成人になって選挙権を持つようになるけど、あまり政治について深く考えたことがなかったので不安でした。でも、今日模擬投票をしたり、講演を聞くことを通して、「こうやって考えればいいんだ!」と分かったので、自分なりに自信をもって投票することができそうです。今日は本当にありがとうございました。
  • 学校の先生方が実際に演説を行い投票するという実際の選挙に近いものを体験できて、非常に新鮮で面白かった。今回の学習を通して自分の中で弁護士という存在を身近に感じることができ、かなり良い印象になった。
  • 模擬投票が特に楽しかったです。高齢化が進行することで、高齢者にとって暮らしやすい政策を行う人が当選するのはもっともなことだと思いました。私たち若い世代からすれば高齢者よりも子どもにお金をかけたいと思いましたが、少子高齢化と向き合うためには、やはり高齢者にとっても暮らしやすい世の中にするべきであると考えました。そのための政策が、高齢者だけではなく子育てをするうえでも便利なものであれば、若い世代もその政策を支持すると思います。コミュニティバスの政策はその点で優れた政策だと思いました。
  • 政治家の公約を比較して考えるのは初めてでした。実際に投票するときどのように考えればよいか、イメージを持つことができたと思います。
  • 実際にはあんなに分かりやすい公約を掲げる政治家はいないと思うけれど、政治について考えるきっかけになった。
  • 3人の候補者の政策を聞いて、自分なりの意見を考えることができました。今のうちから知見を広げて、18歳になったら有意義な投票ができるようになりたいと思いました。ありがとうございました。
  • 模擬選挙を実際にやってみて、多くの候補から一人を選ぶことはかなり難しいと思った。貴重な経験をすることができてよかった。
  • 選挙について考える機会がなかったので今回はよい機会になった。聞くことは得意だが、対話になると少し苦手意識があるので頑張りたいと思う。
  • 模擬投票が楽しかった。私は高齢者の候補に票を入れ、当然多数派だろうと思っていたら、圧倒的に子育て世代の候補が票を集めていたので意外だった。
  • 3人の候補者の演説を聞いて実際に投票するのが、大人になった感じがして、すごく面白かった。
  • 模擬選挙を初めてやってみて、思っていたよりも考えることが多くあって驚きました。実際に投票するときのイメージができ、とても参考になりました。
  • 候補者を先生方にしてもらうのはユーモアがあってとても面白かった。
  • 先生達の熱意がすごかったし、面白い講演だったと思います。聞いている人たちの参加型のスタイルがとても楽しかったです。
  • 実際に選挙の場にいるような感じで、選挙や政治がものすごく身近に感じられて楽しかったです。
  • 投票先を選ぶとき、自分は理想だけを考えてしまう傾向があることに気づきました。しかし、それだけではなく、現実的に可能なのかどうかなどについても考えて選ぶことが大切だと分かりました。
  • いままで選挙について真面目に考えていなかったが、模擬投票をやってみて、候補者の政策が私たちにとってメリットになるか、実現できるのかなど、地域の現状を踏まえて考えることができた。
  • どの候補者にも良い点と悪い点があるので、演説を聞いて一人に決めるのが大変だった。多数意見が必ずしも正しいとは限らず、平等という視点も大切であると思った。

みんなで話し合えたのがよかった

  • 模擬投票を体験したことで、選挙を身近に感じられる良い機会になりました。また、他の人と意見を出し合ったことで理解が深まったし、普段友だちと地域を活性化させるためにどうしたらいいのか、などと話したりはしないので、上越について真剣に考える貴重な機会にもなったので良かったです。
  • 模擬選挙のとき、グループ内で議論して内容を深められたので面白かったです。地域の現状、政策の公平性、実現可能性など、検討すべきことが多くあり、優先事項をどのように選んだらよいのかということに関心を持ちました。
  • 参加型の講演だったので退屈になることが一切なく、投票で学年全体の結果も知ることができて面白かった。グループでの意見交換では他の人の深い考えまで知ることができた。自分の意見と学年全体の意見にギャップがあって驚いた。弁護士のイメージが変わった。フランクで面白かった。
  • 模擬選挙では、それぞれの候補者に欠点があることで誰に投票するかを吟味できて面白かった。班での投票のときは、班員のなかで推す候補者が割れて、議論が盛り上がった。自分とは違う候補者を推している人の意見をすべて聞くなかで、自分では気づけなかったそれぞれの候補者の良いところや、自分が推している候補者の悪いところを発見し、自分の意見をさらに深めることができた。とても有意義で貴重な体験だった。
  • 模擬選挙で、グループ内でかなり意見が分かれていて、それぞれの意見をしっかり聞いて、自分の意見もしっかり話すことができたので良かった。また、台湾などの制度を知り、興味をもった。これからも人の話をしっかり聞くことを意識していきたい。
  • 模擬投票では、実際の選挙とは違って、周りの人の意見を聞くことでまた新たな理解を得ることができてよかったです。若い世代の投票率が低いのは、政策を調べたりする時間がなかったり、よく仕組みが理解できてないところもあるのかなと思いました。
  • 模擬投票をやってみて、周りの意見を聞いてなるほどと思うことがたくさんあったし、実際もう1年もしないうちに選挙権を持つことになるから投票を考えるためのよい機会になりました。
  • 私は、みんなが自分と同じ候補者に投票するものと思っていましたが、意外とそんなことはなく、4人の班員全員が独自の意見を持っていて、選挙の大切さを実感しました。また、他の人の意見を聞くことで、自分の考え方の偏りを知ることができたので良かったです。
  • 選挙権を持つ自覚が強まり、様々な視点から考えてみようと思った。他の人との対話で、自分が考えていることと違いがあって面白かった。
  • 政治的教養と聞いて少し身構えていましたが、模擬投票だったりグループで話しあったりと、ただ話を聞くだけにならない企画だったので、楽しんで参加できました。グループの話し合いで、私が投票したのと別の人に投票している人や、私とは違った視点で候補者を選んでいる人がいて、いろんな考え方があるんだなあと思ったし、選挙権を得られたら演説を聞いたり調べたりして投票しようと思いました。
  • 実際に候補者の政策を聞いて、考えて、人と話すのは面白かった。
  • みんなで話し合って投票して楽しかった。いろいろなデータを基に考えるとよいことが分かった。
  • 実際の選挙と同じように、誰に投票すればよいのかをしっかり考える機会を得ることができてすごくよかった。またその意見を他者と共有することで、それぞれの意見を知り、さらに思考を深めることができて楽しかった。
  • 自分たちで実際に選挙のことを考えて、投票先を選ぶ実践ができたのがよかったです。私もあと2カ月したら成人なので、自分に何ができるかを考える機会になりました。また、グループの話し合いで、自分が選んだのとは別の候補者を選ぶ人の意見を聞き、支持する理由や賛同できない理由などを総合的に考えることができてよかったです。
  • 選挙といえばこれまで生徒会選挙などしかしたことがありませんでしたが、今回模擬選挙をやって必要な予算や実現可能性など、今まであまり考えたことのない要素まで含めて検討しなければならず、大変難しいことだなと感じました。また、他の人との意見の違いも思ったよりもたくさんあって、自分の意見をしっかり伝えられるようにしたいと思いました。
  • 政策を考慮して投票する練習ができて、とてもためになった。また、グループの人と話し合うことでいろいろな意見を聞くことができたのもよかった。
  • 模擬投票がすごく面白かったです。グループで投票するときに周りと相談することで、そういう意見もあるんだなとよく考えさせられて、とても楽しめました。
  • 自分の意見と違う相手の意見を聞いて、1つの意見にまとめあげるのは大変なことだと思った。自分にとっての利益だけではなく、社会全体の利益を考えることもかなり大変だった。
  • 他のメンバーと互いの意見を様々な観点から話し合い、結論を出すまでの過程を学べてよかったです。
  • 実際に候補者の演説を聞いてから投票する様式で面白かったです。グループでは自分と異なる意見がいくつも出て、違った視点で公約を見ることができて、新鮮でした。
  • 候補者がいろいろな視点から考えて政策を提案するなかで、それに優先順位をつけて1番を選んで投票するって、難しいなと思いました。でも今回の模擬投票では、価値観の違う人たちと話し合って決めたので楽しかったです。

選挙について考えた

  • 投票してもらえる可能性が高いお年寄り向けの政策が増えてしまうという構造は仕方がないのかも知れませんが、そういうところを変えていかないと今の社会の雰囲気も変わらないのではないかと思いました。世代ごとに分けて票を集計するなど、方法を工夫することができないのかなと思います。
  • 今回の投票結果と以前他の学校でやったときの結果が違っていたという話や、仮に本当の選挙だった場合には当選者が変わるだろうという話を聞いて、投票者の年代や社会情勢によって結果が変わるのだということを実感をもって理解することができました。また、選挙では少数派の意見が届きにくいなど、今の投票制度は完璧ではない面もあることに気づかされました。目の前にあることを当然のものとしてそのまま受け入れるのではなく、政治のニュースや様々な見解に関心を持って、自分なりの意見をしっかり持てるようになりたいと思いました。

台湾の政治制度について

  • 台湾で選挙以外の政治参加の方法があると知りびっくりしました。上越、日本、世界の一員として、全体を俯瞰的な視点で考えていけるようになりたいと思いました。ありがとうございました。
  • マイノリティの意見を政策に反映させるための取り組みがされていることを知って関心を持った。
  • とても面白かったです!日本だけではなく外国の制度のことなども知れてよかったです。
  • よりよい社会にしていくために、少数派の声が届きやすくするための工夫などがされていることが分かった。
  • 台湾の政治制度は画期的で、少人数の意見を取り入れる工夫はすごいと思った。他の国の政治について聞けることはなかなかないのでとても良い機会だった。
  • 台湾で実際に行われている、マイノリティの声をすくい上げるための投票の仕組みなど、興味深い内容の多い講演だった。
  • 他人事のように考えていた選挙が、自分事として考えられるようになってよかったです。選挙は多数決なので少数派の意見が届きにくい面があるものの、制度を工夫することでそういう問題も克服していけることがわかりました。
  • デジタル技術を取り入れた台湾の政治制度の話は初めて知りました。また、模擬選挙で自分とは異なる意見や考えを聞くことができ、様々な見方ができるようになりたいと思いました。

分かりやすかった

  • 話すときの間の取り方や言葉遣いが素晴らしく、聞いていて楽しかった。
  • 選挙についての講演会では、なぜ選挙に行かなければいけないのかなどの話が中心だったので、今回のお話は新鮮に感じました。また、候補者の公約を見てどの候補者に投票するかを考えたことで、自分がどういった政策を求めているのかを知るよい機会となりました。
  • 弁護士さんの授業はもっと難しいものみたいに考えていたけど分かりやすかったし、今まで政治にまったく興味を持てなかったけど少し身近なものに思えた。ずっと社会状況は大変だって言われてきたけど、もう本当に終わりのときがすぐそこまできていて、真剣に考えないといけないと思った。
  • 自分の知らないことをたくさん知れたので大変意味のある講演でした。
  • 「政治に興味を持って選挙にちゃんと行くように」とよく言われるけれど、選挙の時だけ関心を持っても社会がよい方向には向かっていかないのだなと今日の講演会を通して感じました。
  • コンパクトだったし、飽きなかったし、話し合いも楽しかったから、良かった。

対話について

  • 政策の当否を判断する4つの指標の話が印象的だった。今回は自分が一番いいなと思った人に投票したが、今後は教えていただいた指標を意識して投票したい。また、これからの時代には「対話力」が必要になることも分かった。同意見の人ばかりではなく、異なる意見の人と話、相互理解を深めたり、相手の意見の背景を想像したりすることで、新しい考えに辿りつく。これから少しずつそのような「対話力」を身に付けていきたいと思った。
  • 人との関り方というか、話を聞くことの大切さがよく分かりました。明らかにいい政策がどうして選ばれないんだろうと思いました。楽しかったですし、ぜひまたお話を聞きたいと思いました。ありがとうございました。
  • 模擬選挙をしたり、友達と話し合いながら考えることで、選挙をより身近なものに感じた。弁護士の方の講演は、人の話をどのように聞くのかなどのお話がとても興味深かった。人と触れ合う仕事に就きたいと考えているので、日頃から意識していきたい。
  • 話し合いで人の話をよく聞くコツが分かった。自分もよく人の話の途中で口をはさんでしまうので、そうしないように心がけたい。
  • 選挙については、とても難しく考えてしまいがちでしたが、今回のご講演で候補者を選ぶときの観点などをお聞きすることができ、すごく難しいものというイメージがかわり、積極的に参加したいと思えるようになりました。また、対話の大切さも教えていただき、話の途中で口を挟まないということなどの大切さを知れたので、実践してみたいと思います。
  • 生徒同士で政治や選挙について考えたり、話し合ったりすることがなかったので、面白かった。意見が違う人とどう対話すればよいのかというお話はわかりやすかったし、すぐに実践できそうだと思ったので、いろいろな話し合いをするときに活かしたいと思った。
  • 友達と意見交換したときに、人によって何を大事にするのかが違うのだということを知れてよかった。普通の多数決以外にも投票する方式があることを初めて知って勉強になった。
  • 地元のことについて考える良い機会になった。18歳になったら積極的に関わりたいと思うようになりました。また、対話の話がとても参考になりました。日々意識して生活していきたいと思います。
  • もうすぐ18歳となり選挙権を持ちますがこれまであまり選挙について身近には感じていませんでした。でも今回の模擬選挙を通して、もっと調べてみたいと思うようになりました。誰に投票するか考えることは、社会にとって大切であるというのもそうですが、いろいろな要素を踏まえて考えること自体がとても面白いと感じました。また、グループ内での話し合いで他の人の意見を聞いたり、講演を聞いたりするなかで、「考え方の違う人と話すこと」は人と関わっていくなかでとても大切なことなのだということも分かりました。自分自身が感じた直後に講演でもう一度説明していただけたので、説得力がすごくあり、とても面白かったです。ありがとうございました。