消費者教育(18歳成人)の特別授業@上越総合技術高校


3年ぶり4度目

12月14日(水)、上越総合技術高校の3年生向けに、消費者教育の特別授業をしてきました。

上越総合技術高校では、これまでに主権者教育の授業を2回(2017年度前編後編2019年度前編後編)と、消費者教育の授業を1回(2018年度)させていただいており、今回は4回目(消費者教育としては2回目)の授業ということになります。

3部構成で

「いろいろな事例を紹介しながら消費者教育の授業をして欲しい。」「18歳成人のことについても触れて欲しい。」というご依頼だったので、タイトルを『18歳成人を機に考える消費者としての選択』にして、以下のような3部構成でお話することにしました。

  • 成人年齢引き下げで変わること
  • 消費者トラブルのいろいろ
  • 消費者としての選択

成人年齢引き下げで変わること

高校3年生なので、すでに18歳になっている生徒さんも、これから18歳になる生徒さんもいらっしゃいます。18歳で成人になるとどういうことが変わり、どういうことが変わらないのかということをクイズを出題しながら解説しました。

消費者トラブルのいろいろ

成人すると未成年者取消権が使えなくなるので、18歳・19歳は特に狙われやすいというお話をしたうえで、消費者トラブルのいくつかの類型についてクイズを出題。対応策について考えてもらったうえで、ポイント解説を行いました。

勧誘の手法やきっかけがたくさんあることを改めて痛感し、私自身が不安になりました笑。
新潟県と県消費生活センターがつくった『Caution!』を取り寄せて、生徒さん全員に配布してもらいました。すごくよくまとまっていてオススメです。

消費者としての選択

授業の最後に、児童労働の実態について簡単に説明したうえで、特定非営利活動法人ACEが作成した『そのこ』という動画(詩・谷川俊太郎 絵・塚本やすし 歌・やもり)を見てもらいました。

「そのこ」が働かされているのは、安上がりだから。安く作って安く売った方がたくさん売れて儲かるから。「そのこ」は遠く離れたところにいて、私たちと直接のつながりはないけれど、生産者と消費者という形で間接的につながっている。だから、私たちが値段が安いかどうかという基準ではなく、児童労働によって作り出されたものかどうかという基準で商品を選ぶようになれば、児童労働を減らしたりなくしたりできるかも知れない。

商品をどういう基準で選ぶかは個人の自由だけれども、自分の何気ない選択が、どういう意味を持ち、どういう影響を及ぼしているかということについては、知っておく責任があるのではないか。というようなお話をして、授業を終えました。

外は雪が降り底冷えのする体育館でしたが、生徒さん達は積極的に授業に参加してくれました。ありがとうございました!