いじめ予防授業@自宅


キャリア教育に続いて

1月3日、自宅で、いじめ予防の特別授業を行いました。

対象は、自分の子ども3人(小6、小2、5歳)。昨年末にやったキャリア教育の授業が好評で、子ども達から「次の授業はいつやるの~?」と聞かれつつ、いろいろあって先延ばしにしてしまっていたのですが、年が明けてようやく重い腰を上げた格好です。

事前の課題

学校で授業をするときもそうなのですが、子ども達には、事前に設例とワークシートを配布して、内容を検討してもらいました。

長男はあっというまに自分なりの結論を出して、すまし顔。二男は、こうならこうだし、でもこうかもしれないし、とあれこれ悩みつつ、多角的・多面的に検討していました。

5歳の長女はさすがに自分一人ではできないので、ママが友達に置き換えて説明してくれました。最初はニコニコ笑顔で聞いていたのですが、友達が仲間外れされるあたりから表情が曇りだし、最後にはこらえきれなくなって泣き出してしまいました。お友達の気持ちを想像する力がしっかり身についていることがよくわかりました。

やっぱり2時間コースに

学校で授業をするときは、1コマ分の時間内(45分か50分)で終わらせなければなりません。今回の授業でも学校の授業で使っているのと同じパワーポイントを使ったのですが、前回と同様に3人とも積極的にいろいろお話してくれたので、案の定2時間コースになりました。

それでもやりとりを重ねるなかで、道徳授業にありがちな結論ありきの予定調和ではなく、子ども達のリアルな気持ちに寄り添った授業ができたので、よかったと思います。

最後のまとめとして、長男に授業の振り返りをしてもらったところ、その内容が私の想定を遙かに超える的確さで心底驚かされました。また、授業が終わった後に一人ずつ感想を話してもらったのですが、どれもしっかりした内容で感心しました。

入門的な憲法カフェも?

授業の形をとると、中身のあるやりとりをじっくりすることができるので、ほんとにオススメです。次は、憲法カフェの入門的なものができたらいいなと考えています。