1 特別授業(主権者教育)のオファー
ブログがきっかけ
12月15日(木)、新潟市中央区にある開志学園高校におじゃまして、1年生(約140人)を対象に、主権者教育の特別授業をしてきました。
昨年10月に私が安塚高校で行った主権者教育の特別授業のブログ記事を見たという高校の先生がオファーの連絡をくださり、今回の授業を実施することになりました。それなりに大変な思いをしながらブログを書いているので、こういう反応があるととてもうれしく、大きな励みになります。
当日の流れ
当日は3時間構成で、以下の様な流れを予定しているとのことでした。
1時間目:私の特別授業。
2時間目:選挙についての○×クイズ。
3時間目:先生達4人が候補者になっての模擬選挙。
2 「私が選挙権を得る前に知っておきたかったこと」
この日は、前日からの予報通り、雪。
新潟まではなんだかんだで2時間近くかかるので、朝7時に家を出ましたが、それほど積もっていなかったこともあり、ゆとりをもって学校に着くことができました。
お話のタイトルはいろいろ考えて、「私が選挙権を得る前に知っておきたかったこと」にしました。
お話した内容は、大きく分けて2つ。1つは「選挙」で、もう1つは「憲法」です。普段「憲法カフェ」でやっているのと同じように、ところどころクイズを入れて、手を挙げてもらいながら授業を進めました。
「選挙行く?」
「選挙」については、以下の様な流れでお話しました。
- 選挙って何のためにするの?選ばれた国会議員は何を決めるの?
- 日本の国家予算ってどんな感じ?
- 法律って何だっけ?どうして法律を守らないといけないの?
- 選挙の仕組みと投票の仕方
- 物事にはいろいろな見方がある。結局は自分の問題
国会議員の人数についてのクイズで正解を先生に発表してもらおうとしたところ、先生が答えを間違えてしまう場面もあったりして盛り上がりました。
「憲法」について
「憲法」については、とっつきやすくわかりやすい憲法本を何冊か回覧して、見てもらいながらお話しました。
- 憲法ってなんだっけ?
- どんな法律でも従わないといけない?
- 民主主義=多数決?
- 憲法を変えるという話
3 オファーをお待ちしております!
反省点
生徒のみなさんは真剣な表情でメモをとるなど、熱心に話を聞いてくれていました。
ただ、後ろの方に座っている生徒さんにはスクリーンの下の方が見えにくかったようで、話が単調になってしまったことも相まって、終わりの方は集中が途切れてしまっている様子も見受けられました。
限られた時間のなかで、伝えるべきポイントをしっかり伝えつつ、最後まで飽きさせずに話をすることの難しさを改めて感じました。どうすればよかったのか、帰りの車の中で考えた結果、もうちょっと笑いの要素を入れるべきだったという結論に至りました。
笑いの要素?
具体的には、「日本の国家予算はいくらくらい?」というクイズで、選択肢をこのようにしたのですが、
・・・こほん。え~、こんな私でよろしければ、主権者教育のオファーをお寄せくださいまし~。