安塚高校での特別授業(主権者教育)


1 主権者教育に初挑戦

10月29日、安塚高校にお邪魔して、3年生(40人)向けの特別授業をしてきました。
高校時代の友人が3年生のクラス担任をしている関係で声をかけてもらいました。

テーマはこちらが自由に決めてよいということだったので、
18歳選挙権の導入が決まって関心が高まっている「主権者教育」に初挑戦してみました。

タイトルをどうするか迷ったのですが、
高校を卒業後、就職する生徒がほとんどだと聞いたので、
押しつけがましくならないようになど、いろいろ考えて
「私が社会に出る前に知っておきたかったこと」としました。

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2 先生をさがせ!

自分の高校時代を思い浮かべると、
特別授業は退屈な時間というイメージしかありませんでした。

高校時代の自分にも聞いてもらえる内容にしようと考え、
授業の冒頭は、高校時代の思い出話からスタート。

また、高校の卒業アルバムから取り込んだ写真を映し出し
『ウォーリーをさがせ』のように、担任の先生を探してもらいました。
なかなか「いい写真」がたくさんあったこともあり、大変盛り上がりました。

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3  税金のこと

50分という限られた時間のなかで、税金、選挙、憲法の3つについてお話ししました。

最初は、税金のこと。
来年の4月に働きはじめて最初にもらうことになるであろう給料のことからお話し。

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担任の先生の給与明細(本物ではありませんが)を映して、
給与から控除されるものがいろいろあることを確認しました。

そのなかの税金は、何に使われているのかというところから、
国の予算について話をつなげ、クイズを出しました。

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1問目ということで、簡単なクイズだったこともあり、正答率は高かったです。

そのほか、税金の使い道を誰がどうやって決めているのか、
いまの財政状況はどういう状態かというようなことを
グラフや図表を示しながらお話ししました。

4 選挙のこと

予算は国会で決議されるというところから、選挙の話につなげました。

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選挙の種類を確認したうえで、またクイズ。

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これは、結構間違えた人も多かったです。

その後、写真などを示しながら、投票に行く意味、投票の方法、
選挙活動もできるようになるといったお話しをしました。

5 憲法のこと

最後は、憲法のこと。

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例によって、まずはクイズ。

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憲法カフェでも毎回出しているものですが、
やはり正答率は低かったです。

そのほか、憲法と法律の違いや、
民主的に選ばれた政治権力に対しても憲法の縛りをかけなければならないこと
等についてお話ししました。

最後に、初めて投票することになる来年の参議院選挙で選ばれた議員が、
「憲法改正」について審議することになる可能性もあることに触れ、
変える必要があるかどうかを考えるうえでも、
まずは憲法についてよく知ることが大切だというようなお話しをし、
とっつきやすい入門書的な本を回覧してもらい、終了となりました。

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6 感想など

主権者教育ということで話すのが、はじめてだったので、
手探り状態でしたが、自分なりにやりきった感はあります(笑)。

高校時代の自分を思い返すと、途中で寝てしまってもおかしくないように思われますので、
生徒のみなさんが、がんばって最後まで聞いてくれたことに感謝です。

18歳選挙権導入を控え、
今後各学校で主権者教育が実施されることになると思います。
総務省と文科省が作った副教材では、
具体的な政策テーマでディスカッションしたりすること等も推奨されています。
もしまたやる機会があれば、是非そういったことにも取り組んでみたいなと思っています。

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担任をしている友人に撮ってもらった写真。全部ピンぼけでした(笑)。