4回目の授業
3月14日(金)、母校の高田高校におじゃまして、2年生向けに、主権者教育の特別授業をしてきました。
高田高校では、3年前から毎年この時期に主権者教育の授業をする機会をいただいており、今回が4回目の授業となりました。
上越市長選挙(仮)の模擬投票
従来と同じく、1コマ目は、地元上越市の市長選挙という設定での模擬投票です。1回目は個人での投票で、2回目はグループでの投票という点も、従来と同様の形です。
候補者の演説①→個人での投票
候補者は、「高齢者に優しい町に!」を掲げる男性候補、「子育てがしやすい町に!」を掲げる女性候補、「若い世代が夢を実現できる町に!」を掲げる男性候補の3人。
政策の基本スタンスはこれまでの授業と同様ですが、打ち出す政策の内容は、毎回少しずつ変えています。今回も篤子弁護士の協力を得て政策を変更して選挙公報を作成し、演説原稿を仕上げました。
学校の先生方が候補者役をして下さったのですが、役作りをして原稿を自分なりにアレンジして演説して下さった先生もいらっしゃいました。
1回目の個人での投票結果は、以下のとおりとなりました。
候補者の演説②→グループで相談→グループでの投票
2度目の演説は、他の候補の政策に対して批判する内容です。
2回目の演説も踏まえ、6人ずつのグループに分かれて、誰に投票するかについて話し合いをしてもらいました。どのグループも議論が盛り上がっていました。
2度目のグループでの投票結果は、以下のとおりです。
インタビュー
それぞれの投票の後に、どういう理由で候補者を決めたのか、どんな意見が出たかなどについて、インタビューをしました。急にマイクを向けられて一瞬戸惑う様子もありましたが、話し出すとみなさんしっかり発言してくれて感心しました。
ミニ講演
2コマ目のミニ講演では、概ね以下のようなことをお話しました。
三候補の政策と選挙結果について
何か決まった正解がある訳ではないので、こっちが正しい、こっちは間違っているというような議論の仕方ではなかなかかみ合わず、理解が進まない。3人の候補者が掲げる政策は、できることならやって欲しい政策ばかり。結局のところ、限られた人的・物的資源をどこに優先的に投入していったらよいかという話になる。
政策の当否を判断する際には、その問題に取り組むべき「必要性・緊急性」の程度、その政策が問題解決につながるものと言えるかどうか(有効性)、その政策は実現可能なものかどうか(実現可能性)、政策を実施することで別の弊害がでてこないか(弊害・副作用)といった4つの指標で検討することが有用。その前提として、まずは現状を詳しく把握・分析する必要がある。
では上越市の現状はどのようになっているか。人口減少問題を例に、地域ごとの違い、自然動態と社会動態、世代別の移動状況など、いくつかの角度から状況を確認。現状を詳しく把握・分析すると、問題が起こっている原因や構造的要因が見えてくる。そうすることで、どのように対応すべきかということも議論しやすくなる。現状認識を共通の土台にして、それぞれの見解をぶつけ合うことで、よりよい解決策を探っていく姿勢が大切。
選挙の意義と限界
選挙は代表者を選ぶもの。選出された代表者は話し合いに基づいて、税金の使い道を決めたり、法律や条例などのルールを定めたりする。どちらも私たちの生活に直接かかわってくることであり、「話し合って決める人」を選ぶという点で、選挙はとても重要。
ただ、多数決により選出するものであることから、限界や弊害もある。1つはマジョリティの声が優先されてしまいがちになること(マイノリティの声が届きにくいこと)、もう1つはいろいろな人から投票してもらえるように総花的で玉虫色の公約になりがちで、政策論争が深まりにくいこと。
デジタル技術の活用
そういう限界を、デジタル技術を活用して乗り越えられないか。
台湾では公共政策のアイデアをプレゼンする大会がある。解決したい地域の課題を集めるところからスタートし、参加チームは課題の解決策を政府のオープンデータに基づいて検討し、提案する。上位5つに入ったアイデアは、予算付けされて1年以内に国の政策として実行することが約束されている。民間投票は少数意見を取り込みやすいように、単純多数決ではなく、クアドラティックボーティングという特殊な投票方法が用いられている。
終わりに
アメリカの科学雑誌が毎年公表している「終末時計」。今年は「人類滅亡まで残り89秒」とされた。核兵器の拡散、気候危機の深刻化などがその要因。
よく社会のことや世界のことに関心を持ちましょうなどと言われたりするが、こちらが関心を持っているかどうかにかかわらず、地球で暮らしている以上、無関係ではいられない。温暖化(気候危機)にしても核兵器の拡散にしても、自分だけがその影響から逃れるということは、性質上できない。どうせ無関係ではいられないのであれば、関心をもって、積極的に関わった方がいいと思う。例え話で言うと、沈みゆく船に乗っている人が「自分は船が沈むかどうかについては関心がない」と言っていたらおかしい。
みんなで知恵を出し合って、アイデアを出し合って、解決に向けた取り組みをしていかないといけない。そのために求められるのが、「異なる意見の人と話して、相互理解を深めたり、新しい考えに辿りついたりする力」=対話力。
生徒さん達の感想
生徒さん達の感想をいくつかご紹介します。書く時間が数分しかなかったのですが、充実した内容の感想を書いてくれる生徒さんが多くて、感動しました。
グループでの話し合いについて
- すごく分かりやすいご講演でした。対話を通した意見のまとめ方について学ぶことができました。グループワークでは、同世代でも多様な意見があることに驚きました。自分の意見を裏付けるために、広い視野、関心を持って生活することで、有意義な民主主義となり、政治参加ができると感じました。ありがとうございました。
- 模擬投票で他の人の意見を聴くことができたのが新鮮な体験でした。対話力を身につけていけるよう、他人との相互理解を意識していきたいです。
- 選挙をしてみて、自分では考えきれていなかった所まで仲間と話し合えて知見が広がった。話し合いでは、相手の主張をよく聞くようにしたいです。また、世界には情報技術を使った選挙システムが色々あると初めて知りました。もっと調べてみたいと思いました。
- 自分が選んだ候補と、みんなの選んだ候補はほとんど一致していたが、選んだ理由が全く違い、考えがより深まって面白かった。
- グループワークなどを通し、互いの妥協点を見つけていくことで、「納得」につなげられた。拠って立つバックグラウンドが近い人同士の間ならば対話もうまくいくように感じた。
- 模擬選挙で自分の考えと他人の考えを比較したことで、いろいろな考え方に触れて、意見が変わったことが面白かった。講演でも他国と比較していてよかった。
- 模擬選挙がとても面白かったです。グループのメンバーそれぞれ目をつけるところが違っていて、上越市の課題に対して理解を深めることができました。
- 模擬投票を実際にやったことが一番印象的でした。自分が良いなと思う人が、グループでの話し合いの前と後で変わったので、面白いなと思いました。
- 候補者の話を聞き、グループで話し合うことで新たな視点や考えを得ることができました。また、地元の課題を結びつけて考えることで、身近な問題としても捉えられ、良かったです。
- グループでの話し合いのときに、個人で考えたときにはなかった視点での考え方を学ぶことができた。
- 模擬投票の後のグループでの話し合いで、自分と違う意見の人と討論するのが楽しかった。
- 模擬選挙が面白かった。私ははじめ平瀬候補が良いと思ったが、グループで話し合った結果、多角的な意見が得られ、最終的には鈴木候補に票を入れた。話し合いが重要だと改めて感じた。ありがとうございました。
- 模擬選挙のとき、班で内容濃く話し合えたので良かったです。
- 様々な視点から候補者について話し合いました。まずは候補者の公約の内容を理解し、その人について良いところ、悪いところが認識できるといいなと思います。今年から投票することができる年齢なので、しっかりと今の政治に向き合いたいです。
- グループでの話し合いをするとき、自分とは違う意見の人が多くいたが、互いの意見をすりあわせて1つの結論を出せたのでよかった。
- 模擬選挙は、どの政策が最も必要で効果があるのかなど、多角的に検討して、グループで意見交流をして、投票する候補者を決めるのが面白かったです。人によって違った視点、価値観を持っていることがわかりました。選挙によって、自分の国や町のリーダーが決まり、税金やルールも変わることになり、自分たちの生活にも影響がでるので、自ら関心を持って投票することは大切であると思いました。投票率を上げるために、現在の紙の投票とともに、オンライン投票が積極的に使われるようになればよいと思いました。
- 模擬選挙について「不公平である」という指摘があったが、万人に「公平」な政策はない。改めて「平等」「公平」「公正」の違いを考える良い機会となった。意見が違えど、それは異なるだけで間違っているわけではない。立場の違いによるもの。指数を使う興味深い投票スタイルを知れてよかった。
- 演説でいろんな人の意見を聞いて、上越市のことを考えるきっかけになりました。異なる意見の人とも話したいと思いました。
- 選挙のことだけでなく、地元上越の現状について知ることが出来たし、模擬投票はグループでの話し合いがなかなか盛り上がった。
- 模擬投票で候補者の意見をいろんな方向から考える大切さがわかりました。
- グループで話し合って候補者について考えることで、他者からの新しい視点を獲得することができ、より理解が深まった。
- 自分だけで投票したときと、グループで話し合いをしたときとで、意見が違うくなり、やっぱり大勢だと相手の意見に流されてしまったりすると思うので、個人投票は重要なんだなと感じました。とても興味深いお話も聞けて、良い時間でした。ありがとうございました。
- 模擬選挙で、自分が絶対にないと思っていた候補者が大半を占めていて、その理由も含めて様々な意見があるということを感じられてよかった。
対話について
- 対話とはお互いの考えを深めるためのもので、どっちが勝ちとか、相手を批判したりするためのものではないことがわかりました。今後必要になる対話力を身につけるためにも、いろんな立場の人と話をしてみたいです。この先たくさんの人と出会うのが楽しみになりました。
- 選挙についてだけでなく、話し合いにおいて大切なことを知れたのがよかった。今後の生活に役立つ内容が多くあった。
- 対話をする上で、相手の話を聞いて自分の話をするだけでなく、共通点を探すこと、相手と意見が違う理由を考えることが大切だというお話を聞いて、すごく納得できました。講演ではグラフが多く用いられていて、視覚的に分かりやすくて良かったです。
- 最後のお話が、いま自分が悩んでいることの解決方法の1つになると思ったので、よかったです。
- お互いの意見が違うとき、対立をおそれて、内向的になってしまいがちな日本人は、相手を傷つけない程度に主張を強く持ち、相手を理解する必要があるなと思った。
- 人との対話の仕方についてのお話が勉強になりました。
- 18歳になってから、有権者としてどう行動するべきかや、生活の中での対話のポイントを学ぶことができたのが、今後の役に立つと思いました。
- これから社会に出て行くために、対話力を身につけたい。異なる意見を持つ人との対話を通して、自分の意見を形成し続けていきたいと思いました。
- 今の社会で生きていくために一番必要なことは、やはりいろんな立場や職業の人と意見を出し合い、誰か特定の人ではなく、全ての人が平等に、文化的に暮らしていける社会をつくっていくことが大切だと感じました。
- 異なる意見の人と対話するときは、理解しようという意思がなによりも大切だと思いました。
- 完全に同じ意見の人はいないため、相手と向き合いながら自分の意見を伝えることが必要だと分かった。18歳になったら進んで選挙に参加したいと思う。
- 最後のお話を聞いて、違う立場の人と何かを議論しているときに、自分の意見を突き通してしまいがちだから、相手の話をよく聞くことを大切にしたいと思った。
- 異なる意見の人と話して、相互理解を深めたり、新しい考えに辿り着いたりするのはとても大切だと感じました。
- 話し合うことの大切さが分かりました。相手の話を最後まで聞くことをしなかったので、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談が口論になってしまったのだと思いました。
- 対話についての話で、自分でも思い当たる節があったので面白かった。AとAで話し合っても何も生まれないかも知れないが、共感し合うことも大切だと思う。そこまで強くないので。
- 選挙は自分たちの生活に密接に関わることについて決める大切なものだと知りました。また、対話をするときに、相手と意見が異なる原因について、今まであまり意識していなかったのでこれから大切にしたいと思いました。ありがとうございました。
- ありがとうございました。対話力を身につけられるようにがんばります。
- 他者理解を深めるために、まずは相手の話をさえぎらずに聴くことが重要であると知った。
- 私は話すことがあまり得意ではないが、今回の企画で、対話することで問題解決にもつながると思った。
- 話し合いなどをするときに、今回聞いたことを意識してやれたらいいなと思う。
台湾の制度について
- 多数決ではない投票制度が面白いと感じました。マイノリティーの意見も尊重されるべきだと思います。
- 台湾のデジタル民主主義の話など、知らなかったことをたくさん知れたので、とても有意義な時間でした。対話の話など、選挙だけでなく、普段の生活でも役立つことも知れてとても良かったです。
- 選挙について、ただ多数決という方法だけではなく、マイノリティの意見を反映されるような方法もあることを初めて知った。
- 台湾のよりよい政策づくりへの取り組みがとても面白かった。マイノリティの声をくみ上げるために、投票へのポイントを2乗することには思わず感心した。日本の国や自治体でも、若者の政治参加を推進する何かがもっとあればいいなと感じた。
- 年度によって投票結果が変わるのが面白いと思った。また、二乗の投票システムも工夫がされていて、実際に結果にも反映されていて、面白かった。
- 台湾の政策に対する投票方式は、自分にとって非常に革新的で、知見を得られた。
- 台湾のJoinというシステムがとても素晴らしいと感じた。意見の異なる人と相互理解を深めたり、新しい考えに辿り着いたりすることが非常に重要であると感じた。実践していきたい。
- 台湾で導入されている民主主義を実践するための面白いシステムについて知ることができてよかった。
- 今回は模擬選挙だったので、実際に行われるものとは結果は異なると思うけど、投票の際はいろいろな視点から考えることが大事だと思いました。また、台湾の投票方式は面白いアイデアだなと思いました。
- 模擬選挙で、どの候補にもメリット、デメリットがあって、選ぶのが難しかったです。そういうこともあって、台湾の政策を市民が作れる仕組みは、とても良いなと感じました。
- 模擬選挙などで、1人1人意見が違うことを強く実感した。少子高齢化の中で、これからの選挙などを考えないといけないと思った。台湾のポイント制の投票はすごくいい制度だと思った。
- 講演でいろんな選挙の形があることを知れてよかったです。
模擬選挙について
- 模擬選挙はとても面白かったし、新鮮だった。後半のお話も、今の日本の問題点等を改めて考える良い機会になった。
- 模擬選挙をしてみて、新鮮さを感じるとともに、自分の知識の浅さを実感しました。現状をより深く、多角的に知ることが重要だと分かりました。
- もうすぐ有権者になる者として、模擬投票で適切な候補者を選択することの難しさを知れた。
- 模擬選挙を通して、自分が有権者になった時の投票先の選び方や社会との良い関わり方を学ぶことができ、良かったです。
- 模擬投票は、3人それぞれの主張について考え、話し合うのが楽しかった。改めて、若い世代が選挙に行くことの大切さを実感できた。
- 模擬投票をして、来年度からは自分1人で決めなければならないのだと実感することが出来た。
- 模擬投票が出来て良かったです。地方の高齢者が多い地域では、今の投票制度に限界があるのかなと感じました。
- 模擬投票で、自分がどのような課題に対して向き合うべきかが分かりました。みんなの意見がバラバラで面白かったです。
- 模擬選挙は、先生が話すだけではなく、自分で考えたり、グループで話し合いなどがあり、楽しく活動できた。6人という人数もちょうどよく、適切な討論ができてよかった。
- 模擬投票をしてみて、子育て、若者に向けた政策を、やはり若い世代は求めているのだなと実感した。実際の投票では、高齢者に向けた政策を掲げる候補が有利になりそうなことを考えると、若者の投票は大切だなと思った。
- 模擬選挙は設定が細かく、練習のようで、やれて良かったと思いました。また、選挙の限界について考えたことがなかったので、視点が増えて良かったです。
- 今回は、実際に候補者の公約や演説を聞いて模擬選挙で投票して、とても面白かったです。条件や特徴を見て、自分で支持する人を決めるのには、公約実現のためにどれだけの予算、人員が必要かを見据えて考えてみましたが、それをするのは難しいと思いました。
- 投票する候補者を選ぶには、今の市の状況や、今後の展望など、様々なことを視野に入れて考えなければならず難しかった。
- 初めての模擬投票だったが、公約や経歴を考えて投票することができた。
- 模擬選挙の候補者の意見が、非常に悩ませるもので、とても面白かったです。
- 実際に模擬投票をしてみて、投票について考える良い機会になったし、楽しかったです。
- 模擬投票が面白かった。自分が有権者になるという自覚を持てた。
- 模擬投票が楽しかったです。誰に投票するか決めることの難しさを知りました。
- 先生方が候補者を演じてくれて、主張がよくわかった。グループで話し合ったときには、こっちもいいけどこっちはどう?など、よく話し合うことができて面白かった。
- 選挙、面白かったです。
- 実際に投票してみるのが面白かったです。ありがとうございました。
- 先生がなりきってやるのがとても面白かったです。
- 先生方に実演してもらえると、面白くて楽しかった。
世界のこと
- 模擬選挙で投票を実際にやったのが楽しかった。また、世界的な問題について触れていて良かった。
- 地球温暖化は他人事ではないということを学んだ。だからこそ投票などを通じて社会参加していくことが大切なのだとわかった。
- 現在の上越市、日本、世界における危機的状況が、普段自分たちが調べる以上のもので、新たに知ることができてよかったです。
- 広い視野を持てた。
- 選挙、政治、世界についての話まで、面白かった。
模擬選挙をした後の講演でよかった
- 今回の講演では、はじめに模擬投票があって、選挙に関する理解を深めることができた。また、田中さんのお話は、選挙において大切なところや、これから求められる力など、大人になる私たちに分かりやすく、とても参考になった。
- 企画の内容で、聞き手が飽きないような工夫がたくさんあって、興味を持ち、理解しながら聞くことができました。
- 実際に模擬選挙で投票したことで、その後の講演の内容が理解しやすかった。
- 実際に簡略的な選挙を行いどういったものか事前に知ることができたので、後の講演をよりよく理解することができた。また、現在の上越市の現状だけでなく、日本や世界の現状について解説してもらい、選挙などの社会参加を通じて世界までも変えることができるのだとわかった。
- 模擬選挙や話し合いをした後に、考え方などを詳しく説明して下さったので、理解しやすかった。
- 模擬投票を踏まえた講演で、とても分かりやすかったです。これからは、対話力を身につけて、積極的に人と関わっていきたいと思います。
- 模擬投票からはじまったことで、選挙の難しさや問題意識を持った状態で話を聞くことができ、より有意義になっていると感じました。
- 今回の講演では、まずはじめに模擬選挙をやってみて、3人の候補者について周りの人と話し合ったおかげで、その後の話をより理解できました。ありがとうございました。
- 模擬投票のときには、自分と違う意見の人の考えを聞くことで、自分の考えがより深まった気がした。講演では、小中学校でありがちな、「民主主義はすごい!」みたいなことばかりでなく、「民主主義、選挙の限界」も知ることができてよかった。
講演が分かりやすかった
- 選挙について、また今後社会で求められる力について、わかりやすく説明して下さったのが良かった。
- 今後どういうものが大切になってくるか、よく分かりました。
- 講演の前は、弁護士の方のはお堅く、話も難しそうな内容なのかなと思っていました。ですが、今回の選挙の意義など分かりやすく楽しく知れたので良かったです。
- 分かりやすくて良かったです。
- 具体的なデータや他の国での取り組みが説明の中であり、とても面白かった。
- とてもためになりました。
- わかりやすく、そして実践的に教えていただき、とても面白かった。
- 社会問題に対して、どのような方法で解決策を考案していくのかを知ることができた。
- 今回は模擬選挙をしたり、楽しみながら学ぶことができてよかったです。また、自分たちの意見を政治にどのように反映させられるのかや、対話する上での大切なことを学べてよかったです。とても有意義な時間でした。ありがとうございました。
- 理解を深められる良い時間だった。
- とてもためになる講演でした。ありがとうございました。
- とても良い講演で、大変勉強になりました。あと数ヶ月で選挙権を持ち、社会の中の1人として将来を選択できるようになるので、しっかり分別のある行動をするべきだなと感じました。
選挙について
- 選挙で投票するときに、何をポイントにしたらよいかが分かった。これから、選挙権を持つことが楽しみになった。
- 今までよく分からなかった選挙が、しっかり分かるようになって、とても良かった。模擬選挙を実際にやって、選挙の難しさを実感した。
- 選挙のときの考え方や、これから生きていくうえでの人との関わり方のヒントをいろいろ教えてもらえてよかった。模擬投票で、自分の中では一択でも、違う意見の人の話を聞くと、心が揺れて迷ってしまい、楽しかったです。
- 選挙で投票する際に、どのような視点で選ぶべきか、考え方を学べたので非常に参考になった。
- 実際に選挙で投票する際に、どのようなことを検討すればよいか理解できた。また他人の意見を最初から否定せず、共通点を探すことが大切だと学んだ。
- 投票するときに、何を基準にして判断すればいいか考えることが出来たのがよかった。
- 今回の講演を通して、選挙の際の意思決定に必要なこと(必要性、実現可能性など)の他、今後私たちが政治に興味を持つ重要性、また他の人との意見交換で必要なことなど、多くのことを学ぶことができて、今後に役立ついい機会になりました。
- どういう目線で候補者を選べばいいかよくわかった。
- 主権者としてどのように社会と向かっていけばよいかを知ることができました。選挙の際に投票先をどう選ぶかや、話し合いにおいて大事なことをしっかり確認することが出来て良かったです。ありがとうございました。
- 選挙について、論理的な説明を聞き、イメージがより明るく、分かりやすいものとなった。
- 様々な選挙の制度を知ったことで、選挙への関心が少し高まりました。
- 投票するときに何を基準にすればいいか全く分からなかったので、今回の講演で聞けてよかった。
- 模擬投票を通じて、投票をするときの考え方について実践的に学ぶことができてよかった。選挙の意義やデジタル技術を使ったものについて知ることができたのもよかった。
- 模擬投票をして選挙をより身近に感じることができました。
- 投票するときに何を考えなければならないかを具体的に知れてよかった。
- 主権者になる上で必要な情報を扱う力が養えてよかった。18歳になったら責任を持って適切な行動をしたい。
- 今年有権者になるのに、選挙のイメージができてなかった。今日の話でイメージができたので、とても良い時間だったと感じた。
- 来年以降、選挙で投票するときは、自分以外の視点も大切にしていこうと思った。
- 我々が来年度から18歳になり、投票する際には、今回学んだ政策の当否を判断するための考え方を思い出し、自分にとっても、世間にとっても、公平な選択ができる力を身につけようと思った。
- 選挙はまだ遠い先のことと思っていましたが、今を見つめることが自分や未来を見つめることになると知りました。ありがとうございました。
- 選挙で投票する際に考え方の基本となる部分や、その他のことについても理解を深めることができた。
- 今回の講演では、模擬投票などを通して、選挙について学ぶことができて、とても貴重な機会だったと思います。選挙や政治についての興味が増しました。
- 選挙がすごく身近なものになるんだなあと感じた。選挙に行こうと思いました。
- 選挙について自分の知らないことがたくさん知れてよかった。外国での投票の仕組みが発達していてすごいと思った。
- 今までまったく触れてこなかった話題を丁寧に知ることができました。自分も当事者になる自覚をもって過ごしたいです。
- 何かを選択するにあたって、まずは現状をよく知ることが大切だと実感することができた。
- 上越市の人口が減少していることは知っていたが、地域別に異なっていることを知り驚いた。現在の状況をしっかり知ることが選挙でも役に立つことを知った。
- 対象にする年代が違うから、投票する人を選ぶのが難しかった。自分が投票するときには、演説だけではなく、今の状況や公約の内容を自分で調べた上で決めたい。
- 18歳になる私たちには非常に興味深いお話でした。ありがとうございました。
- 選挙について様々なことを知ることができて良かった。今回の模擬投票では、子育て政策の候補者の得票が一番多かったけど、実際には高齢者重視の政策の人が一番多くなるのではないかと聞いて、みんなが投票することが大切だとわかった。
- 選挙についてや、公約について考えることができてよかった。興味のある分野だったため、楽しく聞くことができた。選挙権を持つ日が楽しみ。
- まずは現状をよく知らないといけない、ということが、模擬投票を通じて改めてよくわかりました。
- 自分で投票をしたことで、選挙を身近に感じられて楽しかった。また政策について良い点、悪い点をしっかり考えて投票できた。ただ、投票の選択肢に白票がなかったのが少し残念だった。
- 今まで模擬投票などしたことがなかったので、選挙に向けてとても良い経験となった。また、今回学んだ対話のポイントを意識しながら今後生活していきたいと思った。
- 選挙や公約の見方についてなかなかお話を聞くことはないので、貴重な機会だったと思います。今日聴いたお話をもとに、1回も欠くことなく投票に行くことを目標に生きていきたいです。
- 選挙に対する意識が変わりました。それぞれの政策について話し合うことで、自分にはない視点が見つかりました。
- 選挙について少し不安な気持ちがあったが、模擬投票が分かりやすくて身近に感じられるようになったので、18歳になったら投票に行きたい。
- 選挙や政治に関することを聞くことがあまりないから、知識として知れて良かった。海外の投票方式の例もあって面白かった。
- 実際に模擬投票を行ってみて、「選ぶ」という行為の難しさに改めて気づくことができました。今後有権者となる自覚をもって、自分事として選挙と向き合っていきたいと思います。
- すべての民間人のニーズに合った公約や政策を実行することは難しいことを、改めて理解できた。
- 今回の3人の候補者の選び方が、「これが一番良い」ではなく、「これが一番マシ」みたいな感じで決まったから、自分が実際に選ぶときもそうなるのかなと思った。
- 模擬投票をやってみて、1人に絞ることの難しさを感じました。選挙において政策の「実現可能性」を考えるのも難しいと感じました。
- 政治についてもっと理解する必要があると感じた。
- 選挙に行ってみたいと思いました。
- 候補者を選ぶときも、政策を考えるときも、多くの人に利益があるように上手く折り合いをつけるのは大変だと改めて感じた。
- 今後私たちが有権者となるにあたって、若者世代の投票率が増えれば、候補者も無視できなくなり、政策の枠も広がるのではと感じた。
- 若者が動かないといけない。
- 模擬投票や上越市の人口、世代での課題の資料、海外における政治の仕組みなどの紹介を通して、投票の重要性を学ぶことができました。投票の際に何を考慮すべきか、改めて考えてみようと思いました。
- 選挙について理解が深まった。グループでの話し合いもあり、楽しく活動できた。
- 模擬選挙で投票したことで、来年実際に投票する実感がわいた。
- 私はこの講演を聴き、まず自分がもうすぐ選挙をする立場になるのだということを実感しました。私が実際投票する際には、今日聴いたお話を思い出して、候補者の政策が当選したいがためのものでないか、マジョリティを優先していないか、不公平ではないかなどを考慮しながら、上越市に本当に必要な人を選びたいです。
- 模擬投票を通して、選挙に対する関心が高まった。今回は全員が同じ学年だから、求めることもだいたい同じ傾向にあるけど、実際は年配の方が多い訳だから、自分たちも過ごしやすい環境を求めるには、若い人たちの政治参画が大切だと改めて実感した。また、同じ意見を持つ人と話して得られる安心とかはあるけど、異なる考えだからこそ生まれる物もあるなとわかった。
- 選挙で人を選ぶのは、いろいろな面を考えなければならず、実際に選挙に行くときには、立候補している人の政策をしっかり考えていきたいと思った。
- 選挙について弁護士の方がお話して下さるのが少し驚きでした。裁判のイメージが強かったですが、少し印象が変わりました。上越市でも裁判はよくありますか?少々気になります。3人の候補者の話も、少し長かったけど興味深かったです。
- 模擬投票で他の人の考え方や意見を知ることができ、市民全体で町を良くしていくことが大事だと実感した。
- 選挙について学ぶことは、この年においてはとても重要なことであると思う。でも、せっかく弁護士の方にきていただけるのであれば、本職についての話ももう少し聞いてみたいという気持ちもあった。
- 現在の選挙の意義と、多数決によって生まれる問題点などにどう対処するか、考えを深めることができ、良かった。
- 選挙では、当選するために多くの人に向けた政策を掲げる人が多いというのが印象に残りました。
- 自分たちももうすぐ有権者になるという責任感を感じられました。人と対話をすると新しい発見もできるので、積極的にして、よりよい社会を目指していきたいです。
- 今回の企画を通して、より選挙に対する興味が高まりました。自分自身で現状をしっかり分析して、責任をもって候補者を選ぶようにしたいと思います。