子育てあれこれ


久々の子育てあれこれ。今回は、番外編で卓球特集?です。

なりすまし

卓球の大会では、ベンチコーチがついて、セット間にアドバイスをすることができます。

小学生の場合には、このアドバイスが殊の外重要で、その内容によって前のセットとはまったく違う試合展開になることもしばしば。対戦相手の子のベンチコーチが、チームのコーチだったり卓球経験がある親だったりすると、それまで決まっていたサーブがキレイに返されるようになったり、急にスマッシュをバンバン決められたりするようになります。

こちらにも所属チームのコーチがついてくれることもあるのですが、選手の数が多いので毎回はとても無理。ということで、親がベンチコーチ役をすることになります。セットを取られてしまった時には、技術的なアドバイスが求められますが、私自身は卓球経験がないので、毎回四苦八苦。

それでも、ベンチコーチ経験を積むにしたがって、徐々に相手の子の特徴や、ポイントを取られるときのパターンを把握することができるようになりました。そんな訳で最近は、さも卓球経験者であるかのような雰囲気をまとってベンチコーチをしております。

つきっきり

卓球の大会の出場資格は、「〇歳未満」という規定の仕方が多く、下の方の年齢制限がされることはほとんどありません(シニアは別)。このため大会によっては、すごく小さい子が出場することもあります。

先日の大会でも、3~4歳くらいの子が出場していました。
ほんとに小さくて、通常の卓球台よりも低いバンビ台でも、ようやく顔がのぞくくらい。

試合が始まってからも、お父さんがその子のすぐ後ろに立っていたので、「ついててあげないと泣いちゃうのかな。」などと思って見ていたのですが、そのお父さんの意図は別のところにありました。

相手の子がサーブを出すと、その子は半泣き状態で「そっちは打てないよ~。そっちにサーブ出さないでよ~」と言うのです。その度に、すぐ後ろに立っているお父さんが、「いいんだよ~。こっちに打ってもいいんだよ~。」と対戦相手の子を励ましていました。

何とも微笑ましい対戦でした。

尺度

どんなスポーツでも道具選びは大切ですが、卓球の場合は特にラケットとラバー選びが重要です。プレイスタイルによってどういう種類の物を使うかが変わってきますし、性能や品質にも大きな差があります。良いものはやはり値段が高く、びっくりするような価格の物もあります。

このため長男は、物の値段を卓球の高級ラバーを基準に評価するようになりました。

長男 「え?それいくらくらいするの?」
父  「え~と、確か2万くらいだったかな。」
長男 「え~っ!高っ!そんなお金あったらテナジー両面分買えるじゃん!」

私も昔は、「それだけあったら牛丼何杯食べられる」というような捉え方をしていた時期がありましたが、親子は考え方も似てくるんでしょうか。。。