けんぽ~&せんきょカフェ
10月18日(水)、上越市内で「けんぽ~&せんきょカフェ」をしてきました。
主催してくれたのは、これまでに何度も憲法カフェを開催してくれている方です。
今回は、選挙直前ということもあり、このようなタイトルとなりました。
10人以上の方が参加してくださり、そのうちの半分以上が初参加でした。
赤ちゃん連れのママ、学校の先生のほか、上越教育大学の学生さんも参加してくれました。
憲法改正を中心に
今回の選挙の最大の争点の1つが「憲法改正」です。
自民、維新、希望の3党は、特に9条の改正に積極的なスタンスを示していますが、国政選挙で9条の改正が政党の主要な公約に据えられるのは初めてのことです。
そこで、憲法改正、とくに9条の改正を中心に、お話することにしました。
憲法改正の手続、憲法改正案を検討する視点、自民党内で検討されている4項目の内容について触れたうえで、「9条加憲」のねらいや意味などについて詳しくお話しました。
感想や質問
終了後にお一人ずつ感想や質問を出していただいたところ、様々な質問が出されました。
- 野党第1党だった民進党が代表戦の直後かつ総選挙の直前に事実上解体したことについて
- 北朝鮮をめぐる情勢やミサイル発射後のJアラートについて
- 安保法制下の自衛隊の実態と法律の不備について
- 日米関係を規律する国際法の内容について
また、親族に自衛隊員がいるので心配しているというお話もありました。
とても印象的だったのは、「内容が難しいこともあって、自分とあまり関係ない話と感じてしまった」という感想でした。
通常の憲法カフェでは、憲法が私たちにとって身近な存在であることが伝わるようにお話をしているのですが、今回は憲法と選挙についてお話するため、憲法改正にスポットをあててお話した結果、「自分とあまり関係ない話」と感じさせてしまったのだと思います。
というようなことをお話しつつ、憲法に自衛隊が書き込まれることで私たちの生活にどのような影響がでるのかということを、思いつくままにお話しました。
最終的に「すごくよくわかりました。めっちゃコワイですね。」と言っていただけたので、ほっとしました笑。
長野でも
長野市から赤ちゃん連れで参加してくれた方が、ぜひ長野でも開催したいと声をかけてくださいました。オファーを楽しみに待ちたいと思います。