新潟県弁護士会主催の憲法講演会のお知らせです。
2022年12月に「安保三文書」が改定され、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有、防衛費の倍増、防衛装備移転(武器輸出)の推進、経済安全保障の強化、などの方針が打ち出されました。
これを受けて、防衛財源確保法、防衛産業支援法、防衛装備開発基盤整備法、経済安全保障推進法、重要経済安保情報秘密保護法などの法律が新たに作られました。また、大型弾薬庫の設置、民間空港・港湾の軍事利用指定、安全保障技術研究推進制度の導入なども着々と進められています。
憲法9条など存在しないかのようにこれらの施策が進められている現状をどのように捉えたらよいのか、今の世界で憲法9条にはどのような意義・価値があるのかといったことを、改めてしっかり考えたいと思い、この講演会を開催することとしました。
講師は、この問題の第一人者である青井未帆先生です。青井先生には、現在進められている「軍事大国化」に向けた動きの全体像をご説明いただくとともに、『憲法9条の基本理念と今日的意義』についてもお話いただきます。ぜひご参加ください。
【講 師】 青井未帆さん(学習院大学法科大学院教授)
【日 時】 2025年2月1日(土)14時~16時(13時30分開場予定)
【場 所】 新潟ユニゾンプラザ大研修室(4階)
【参加方法】 事前予約不要・参加費無料