1 2年ぶり3回目
7月26日(水)、上越教育大学で「憲法カフェ@上教大」というタイトルで、「共謀罪」のお話をしてきました。
お招き下さったのは、学生と教員の有志の会のみなさんです。
上越教育大学では、2年前の9月と、11月の2回、憲法カフェをしていますので、高校野球風にいうと、「2年ぶり3回目」の憲法カフェということになります。
2 お話した内容
法律の成立・施行後のお話は2回目だったので、前回使ったパワポをさらに改良する形で準備をしました。前回はあまり時間を気にせず、みなさんが納得できるまでとことん話すという感じでしたが、今回は40分と短めの時間設定だったので、スライドの枚数を減らすというのがメインの作業でした。
話をしてみて感じたのは、前回の様なスタイルも、今回のように限られた時間の中でポイントを絞ってコンパクトに話すのも、それぞれによいところがあるなということです。
特に、事前準備の過程で、スライドのしぼり込み作業をしたことで、ポイントはどこなのか、要するにどういうことなのか、ということを突き詰めて考えることができ、理解が深まったように感じました。
3 質問がたくさん
最初の私からのお話は、なんとか40分の指定時間内におさめることができました。
が、質問が次々にだされて10分の予定だった質問時間が結局30分以上かかってしまうという事態となりました(笑)。
それでも、出された質問は、ほんとは話したいけれど時間がないために省略した点に関するものや、私が話した内容をさらに深める角度からのものばかりだったので、私にとっても意義深いやりとりになりました。
全体での質疑が終わった後に個別に質問に来てくれた学生もいました。将来教育現場で活躍する若い人たちの積極的な姿勢や関心の高さに直接触れることができて、なんとも幸せな気持ちになりました。
4 強豪校なみに
実は、前日の夕方に共謀罪をテーマにした公開学習会が大学内で開かれていたので、翌日に同じテーマで「憲法カフェ」を実施する必要性はそれほど高くなかったのだと思うのですが、それでもわざわざお招きくださってうれしかったです。
学生のみなさんは短期間で入れ替わってしまいますが、憲法カフェの実施回数(「●年連続●回目」)を、甲子園常連の強豪校並みに増やせるようがんばりたいと思いました。