いじめ予防授業@妙高高原北小学校


5~6年生向け

12月10日、妙高高原北小学校で、5~6年生(約30人)向けに、いじめ予防授業をしてきました。

前回ブログに書いた斐太北小学校も145年の歴史があるとのことでしたが、妙高高原北小学校も130年以上の長い歴史のある学校で、特にスキー部は全国にも名を轟かす強豪だったようです。

斐太北小学校の授業の翌日で、対象学年もほぼ同じ(4~6年生か、5~6年生か)だったので、同じ題材とパワーポイントで授業に臨みました。

授業の流れ

この日の授業も、子ども達といろいろやりとりしながら授業を進めました。意見が分かれる部分もあり、話し合いも盛り上がったので、より理解が深まったのではないかと思います。どの学校でも言われたことですが、事前に設例とワークシートを送っておいたため、子ども達がきちんと検討する時間をとれたことが、授業中の充実した話し合いにつながったようです。

終わりに、憲法13条の条文を紹介しながら、「個人の尊重」についてお話しました。
学校も社会も、好みや考え方や価値観が異なる人たちが集まって形作られている。違う個性を持った人たちがそれぞれに幸せに生きていくためには、お互いを尊重することが必要。尊重というのは、無理に仲良くするとか、無理矢理一緒になろうとするとかいうことではなくて、「自分と他の人とは違う」ということをあるがままに受け入れるということ。これを実際にやっていくのは、口で言うほど簡単なことではなくて、想像力や忍耐力、さらには対話力など、いろんな力が必要になる。大人になったら自然にそういう力がつく訳ではなく、残念ながら大人の世界にもいじめはある。みなさんには友達との関わりをとおして、いろんな力を身につけていって欲しい。

議員さんの励ましを受けて

前日も来てくださっていた妙高市議の方は、この日もお越し下さり、授業も時折メモを取りながら熱心に見学をしてくださいました。授業の感想や質問など、いろいろ気さくにお話しして下さるのですが、「私この後の授業も全部行きますから!」と声をかけてくださり、とても心強く感じました。