いじめ予防授業@新井北小学校


スクールロイヤー事業の一環で

6月19日(水)、新井北小学校の5~6年生(約70人)向けに、いじめ予防授業をしてきました。

妙高市のスクールロイヤー事業の一環で、ここ2年程は教職員向けの研修をしていましたが、今年度と来年度はまた子ども達向けの授業をしていく予定です。

新井北小学校におじゃまするのは、昨年7月に教職員研修をしたとき以来で、子ども達向けの授業をするのは、4年前にキャリア教育の特別授業をしたとき以来ということになります。

これまでと同様に、事前準備として授業の前に、真下真理子弁護士著『弁護士秘伝!教師もできるいじめ予防授業』(教育開発研究所)で紹介されている事例をもとに作ったワークシートを送り、子ども達に検討をしてもらいました。

思わぬ再会で緊張がほぐれる

小学生向けにいじめ予防授業をするのは久しぶりだったので、過去のパワーポイントを見直して、しっくりいかないところを修正したり、小学校では習わない漢字をひらがなに直したりして、授業に備えました。

それでも、久しぶりの授業ということで、やや緊張しながら学校に向かいました。モニターとパソコンの接続がなかなか上手くいかずあれこれ試している間に、子ども達が続々と集まってきました。その中の1人が、「あ~、〇〇ちゃんのお父さんだ!え~、なんで〇〇ちゃんのお父さんがいるの!?」と笑顔で話しかけてくれました。その子は、二男が所属していたサッカーチームのお友達。二男は1年以上前にそのチームを辞めていたので、向こうから気づいて声をかけてくれたのはうれしかったですし、そのおかげで緊張もほぐれました笑。

「4年くらい前に授業に来ていただきました」と声をかけて下さった先生もいて、一気にホーム感が増しました。

積極的な参加に感謝

授業では、こちらから問いかけて手を挙げてもらったり、個別に自分の意見を発言してもらったりしながら進めたのですが、どの子も積極的に参加してくれて、自分の考えをはきはき答えてくれたので、感心しました。

授業の終わりに、先生が「誰か感想を言ってくれますか?」と聞いたときにも、さっと複数の子が手を挙げてくれ、指名された子が笑顔で感想をお話してくれました。こちらが伝えたかったことがしっかり伝わった手ごたえを自信に変えて、次の学校での授業に臨みたいと思います。