憲法カフェ第24弾
9月5日、長岡市で、憲法カフェの特別版・「安保関連法案入門」が開催され、
講師としておじゃましてきました。
参加されたのは、子育て世代のママを中心に15人(+子ども10人!)。
2時間たっぷり
今回は、2時間もいただけたので、本論だけでなく、
余談も含めていろいろ楽しくお話してきました。
子ども達は、基本的に後ろのスペースで仲良く遊んでいましたが、
時折何人かが前に出てきて参加してくれました。
「日本がこの法律をつくるのは、しずかちゃんがジャイアンになろうとするようなものだ」
という話をしたときに、「あ~、ドラえもんのDVD返さなくちゃ!」という
子どもの声が聞こえてきたので、吹き出しそうになってしまいました。
ちなみに、しずかちゃんとジャイアンのたとえ話は、私のオリジナルではなく、
伊勢崎賢治さんの著書に書いてあったことです。
日本ならではの良さを捨てて、「普通の国」になろうとすることが
いかに愚かなことかを端的に示す例えなので、最近よく使っています。
終了後のお楽しみ
終わったあとは、米粉を使った手作りケーキをいただきながら、
みなさんから感想や質問をだしてもらいました。
「身近な人と政治的な話をすることの難しさ」を感じている人が多いのだと改めて感じました。
あまり抵抗感を持たずに参加できる場や、抵抗感なく手渡せるツールを用意することが
実はかなり大切なのではないかと思った次第です。「憲法カフェ」や「教えて!アンポンタン!!」がその役割を果たしてくれればよいのですが。。。
*追記
主催者の方がFacebookに素敵な感想を投稿してくれたので、その一部を貼り付けます。
今回の勉強会も子連れ参加が多く、田中弁護士の声はたびたび子どもたちの騒音にかき消されながらでした。それでも、さすが3人の子どものお父さん!田中弁護士は終始なごやかに時に私たちを笑わせながら楽しく教えてくださいました。
勉強会の告知をした当初は人数が集まらず「日程や内容を変えたほうがいいでしょうか?・・・」といった相談を持ちかけた時も「1人であっても関心を持ってくれた人がいるのは大きな意味があると思います」と励まして当日の勉強会を無事迎えることが出来ました。
弁護士さんてちょっと遠い存在なんて思っていましたが、そのイメージが変わりました。子どもがいるけどいいのかな?とか、難しい話をされるんじゃないかな?とか思っている人がいたら、それは大きな勘違いです。私たちと同じ目線で憲法の大切さを伝えてくれる田中弁護士たちの「憲法カフェ」の活動がどんどん広がるといいな~と思います。