柏崎で憲法カフェの特別版
4月18日(月)、柏崎で憲法カフェの特別版があり、「☆☆☆はじまったよ!18歳選挙権☆☆☆今さら聞けない、選挙のしくみ」というテーマでお話してきました。
主催してくれたのは、「平和でつながるママの会」のみなさん。子育て世代のママ達を中心に20人くらいの方が参加してくれました。
当初は、「今さら聞けない~」というタイトルと、新聞の告知記事の書きぶりから、ほんとに基本的なことをお話することを求められていると思い、以前安塚高校の3年生向けにやった主権者教育の内容を微修正する予定でした。
でも何となくイヤな予感がして、企画の2日前に主催者さんに確認したところ、かなり実践的な話も聞きたいと考えていらっしゃることがわかり、あわてて内容を付け加えました。
基礎編と実践編の2部構成
で、当日は、基礎編と実践編の2部構成にして、以下のような内容でお話しました。
1 基礎編
・選挙の種類
・選挙権の意義
・選挙権の歴史と18歳選挙権
・投票の方法、公職選挙法の改正点について
2 実践編
・今度の選挙が持つ意味
・政策的な争点とそれぞれの位置づけ
・選挙活動に関する法律の規定
懇談で
終わった後は別室に移って、エトセトラのランチをいただきながら懇談。大半の方とフェイスブックを通じてつながっていることもあり、プライベートな話題もたくさんでてきて、とてもリラックスした雰囲気で交流できました。
また、「ところどころとぼけた話し方で面白いことを言うので眠くならずに聞けた」、「穏やかな声でボソボソしゃべるのがいい」などのお褒めの言葉(?)をいただきました(笑)。
みなさん子育てまっただ中ということもあり、効率的に情報を得るためにはどうしたらよいか、あまり時間をつくれない自分にできることはなにか、あまり関心がない人たちにどうやったら伝わるか等々の悩みも出されました。
私なりに考えて、以下のような内容のお答えをしました。
- 入り口部分で、「むずかしくてよくわからない」、「自分には関係ない」、「自分のことで手一杯なのでできればお任せしたい」という気持ちを、どうにかして乗り越えることが必要。
- そのために、これまでは「お任せ民主主義」でも大きな問題なく過ごせていたかも知れないけれども、最近はそうもいかなくなっていることや、自分自身や子どもの生活・命を脅かされかねないためにも政治や社会の問題に関心を持つ必要があること等を、具体的な事例に基づいて伝えられるとよい。
- 柏崎では、もっとも身近な問題と思われる原発の話題が適当ではないか。これだけの地震が起こって地震学者も「予測がつかない」と言っているのに「現状では問題がない」と言って原発を一時的に止めることすらしないことや、イスラム国が「日本も日本人もテロの対象だ」と言っていてもテロ対策をまったくしないまま原発の再稼働をすすめていること等をわかりやすく語ってはどうか。
新潟日報と柏崎日報の記者さんが取材に来てくれていたので、記事が掲載されるかも知れません。
*4月25日付加筆
柏崎日報が4月19日付で記事を掲載してくれていましたので貼り付けます。
いつも的確にまとめていただきありがたいです。