上越市の男女共同参画推進センターが実施する出前講座
5月25日(金)、上越市内の企業向けの研修で「パワハラ・セクハラ防止」の講師を務めました。
上越市の男女共同参画推進センターが実施している出前講座に、市内の企業から上記テーマでの講師派遣要請があり、市の男女共同参画推進センターからうちの事務所に講師依頼があったという流れ。当初は「篤子弁護士に」ということだったようなのですが、予定があわなかったため、私が担当することになりました。
「誰もが加害者になる可能性がある」
最初に、いくつかの事例を挙げて、セクハラにあたるかどうか答えてもらい、その後に解説を加えつつ、基本的な考え方や、会社として求められる対応などについて説明しました。
参加されたのは、企業の経営者、管理職など30人ほどで、全員が男性でした。「憲法カフェ」とは参加される方の層がまったく違うので、やりとりをする際の反応なども異なっていて面白く感じました。
クイズに全問正解された方はほとんどいらっしゃらなかったので、実施した意味はあったかなと思います。
また機会があれば
上越市の男女共同参画推進センターの責任者の方がいらっしゃっていて、最初から最後までお話を聞いてくれました。
企業から同様のテーマでの研修依頼がたくさん入っているとのことでした。日本でも世界でも大きな問題になっているテーマでもあるので、意識や関心が高まっているのでしょう。ただ、会社自ら講師派遣依頼して研修を実施するということは、それだけ意識が高い訳で、そうではない会社にどのように広げていくかが課題だよな~などと考えてしまいました。
準備の過程で、勉強にもなりましたし、また機会があればお引き受けしたいと思っています。