朝日新聞新潟版の5月4日付朝刊に、「共謀罪」に関するインタビュー記事が載りました。
以前「紙上憲法カフェ」と銘打って、緊急事態条項についてのインタビュー記事を書いてくれたのと同じ記者さんが、今回も担当してくれました。前回同様、限られた紙面のなかで、こちらの回答を正確かつコンパクトにまとめてくださり、ありがたいです。
講演では、なるべく多角的かつ多面的にお話しするように心がけていますが、インタビューの場合はまったく逆で、「一番の問題点はどこですか?」とか「1つだけ理由を挙げるとすれば何になりますか?」など、とにかくポイントを絞り込んで回答することを要求されるので、一生懸命考えて答えるだけでも勉強になりますね。
インタビュー後も問題意識がより明確になって、本や新聞を読んでいても吸収の仕方がずいぶん違うように感じます。今月は「共謀罪」に関する講演などのオファーがいくつか入っていますが、そちらの準備にもいかせるのではないかと思います。
国会では、相変わらず与党による強引な国会運営が予想され、5月12日にも衆議院の委員会で強行採決の構えと報じられています。本当に問題だらけの法案で、法務大臣はまともに答弁できないのに、採決するなんてとんでもない話です。
是非多くの方にこの法案の問題点を知っていただきたいと思います。
*5月10日付追記
朝日新聞デジタルでも配信されていたのでリンクをはっておきます。