妙高の古民家カフェで
3月20日(木・祝)、妙高市の『古民家カフェ矢代』で、憲法カフェをしてきました。オファーをして下さったのは、新日本婦人の会妙高支部のみなさん。
事前の打ち合わせで、「本当に初歩の初歩、憲法の基本的なところをわかりやすくお話していただきたい」という要望があったので、入門編の憲法カフェを実施することになりました。
入門編の完成形が出来上がる
憲法カフェは、これまでに100回以上やってきているのですが、その時々で問題になっている法案について説明して欲しいというオファーをいただくことが多く、入門編の憲法カフェをやった回数は実はあまり多くありません。
あれこれ悩みながら、以下のような構成でお話することにしました。
今回の憲法カフェに向けた準備で、全体の構成や流れ、使うスライドなども含めて、かなり完成形に近いものが出来上がったように思います。
楽しいやりとりを重ねながら
会のメンバー以外にも呼びかけて下さったようで、当日は、多くの方がご参加下さっていました。
入門編だったので通常よりもクイズを多めに入れました。みなさん、条文のクリアファイルを一生懸命読み込んだり、「さっきは2番が正解だったから、今回は3番じゃない?」「こういう質問するときは、大抵マルなのよ」等々、あれこれ予想しながらクイズに参加してくださったので、こちらも楽しみながら進めることができました。
質疑
質疑の時間には、いくつかの質問と感想をいただきました。
「ゆっくり丁寧に言葉をつないで説明して下さったので、よく理解できました。テレビとかだと速すぎて、言葉の表面というか浅いところを上滑りしていってしまうのですが、今日は先生の話す言葉が自分の中にしっかり入ってくる感覚がありました。」とコメントして下さる方がいて、うれしかったです。
また、主催された方は、「若い頃に被爆者の方のお話を聞いたことが自分がこういう活動をする原点になっているんですけど、そういう感性のことだけだと他の人にはなかなか伝わらない。きちんと言葉にして伝えていかないといけないんですよね。今日のお話を聞いて改めてそういう気持ちが強まりましたし、今日学んだことは言葉にしていくためのよいきっかけになりました。」と声をかけて下さいました。
終了後
終了後、手作りのぼた餅をいただきながら懇談しました。
ホワイトボードとスクリーンのご用意をお願いしていたのですが、ホワイトボードは、廃校になった学校で使っていたものを借りて軽トラに乗せて運んできたとか、スクリーンの代わりにとシーツを用意したけれど、皺が気になったので霧吹きをしたなどの苦労話を伺い、頭が下がる思いでした。主催して下さる方には、様々な苦労や負担がある訳なので、こちらも期待に応えられるようにしっかり準備しないといけないですね。
お土産に、矢代米のコシヒカリをいただきました。ありがとうございました!