多彩な参加者
7月8日(土)、地元の上越市で憲法カフェをしました。オファーして下さったのは、4月と5月にも主催してくれた「未来へたねまき隊」のみなさん。会場も、前2回と同じ「ラ・ソネ春日山店」さん。すっかりお馴染みです。
前2回は平日昼間の開催だったこともあり、若い世代のお母さん達が多かったのですが、今回は土曜日ということで多彩な顔ぶれがそろいました。小学生、中学生、保育園の園長さん、高校の先生、地元の市議会議員さん、さらには衆議院議員の梅谷守さんも参加して下さいました。ご夫婦で参加して下さった方も何組かいらっしゃり、赤ちゃん達も含め総勢30人近くの大賑わいとなりました。
憲法のキホンのキ
初参加の方が大半だったということもあり、今回も前回と同様に、以下のような構成でお話しました。憲法キホンのキについて時間をたっぷりとってお話したうえで、最後にちょっぴり最新の状況をお話する形です。
- 人権ってどういうもの?
- 憲法は何のためにあるの?
- 平和について
- いま進められていること
クイズ、条文クリアファイル、ホワイトボード
各テーマの冒頭でクイズを出し、条文クリアファイルで探してもらいながら、回答してもらう形も前回と同様です。さらに、「生きる」ためにはどういうもの必要か、「人間らしく生きる」「自分らしく生きる」ためにはどういうものが必要になるかを挙げてもらってホワイトボードに書き出すスタイルを、今回もやってみました。
クイズの正解発表で「え~!」という驚きの声が上がったり、小学生が思わず発した一言でみんなが笑ったり、会場全体がなんとも穏やかで心地よい空気感で満たされていました。「質疑応答」みたいな形式ではなくて、「ちょっといいですか?」という感じで質問が出されたりしたのもよかったです。自然体で会話のキャッチボールをするうえでは、舞台装置や小道具を整えることが重要なんですね。
ランチを食べながら懇談
終了後は、ラ・ソネさんのランチをいただきながら懇談しました。
「弁護士さんが話す憲法の話って難しいんじゃないかと思っていましたが、クイズも交えてわかりやすく面白くお話してくれたので、楽しめました。」「知らない話が多くて、びっくりするようなこともあって、知らないというのは怖いことだなぁと思いました。」「お話を聞きながら、自分にできることは何かないのかなと考えたんですけど、そういうことをまとめた紙(アクションリスト)も配られていたので、それを参考にできることをやってみたいと思いました。」など、それぞれに感想をお話くださいました。
梅谷さんもご多忙ななかランチにもご参加下さり、みんなの料理や食器を運ぶなど積極的に給仕役を買って出て下さいました。「憲法カフェには2回目の参加です。政治家は理想を常に念頭に置きながらそれをどうやって実現していくか、現実をどうやって理想に近づけていくかを考え続けなければならないと思っています。ただ次から次へと押し寄せる現実の諸課題に追い立てられるような状態になってしまうこともある。だからこそ今日のようなお話を聞いて、立ち止まって考えること、原点や理想を見つめ直すこと、そういう機会を持つことがが大切だと改めて感じました。そういう気持ちを忘れずに、これからもとことん頑張ります。」と熱い決意を語って下さいました。
お土産
帰り際に、主催者の方のお一人が市議会議員さんについて、「ほんとは後に別の用事があって途中で退席する予定だったけど、先生のお話がすごくわかりやすくて面白かったので、最後まで残ってしまいましたって言ってました~。」と教えてくれました。また、「参加してもらえれば絶対によかったって思ってもらえるという確信があるので、ほんとに気軽に誘えるんです。」とお話し下さいました。初参加の方が毎回たくさんいらっしゃるのは、主催者の方々ががんばって声かけをして下さるからなので、本当にありがたいです。
洋梨のタルトをお土産にいただきました。帰宅して冷蔵庫に入れようと思ったら、まったく同じ物がすでに入っていてびっくり。おいしいと評判の洋梨のタルトですが、期間限定販売でなかなか手に入らないということで、父が買って持ってきてくれたようです笑。長男が「何これ、めっちゃうまい!無限に食える!」と喜んでいたのでよかったです。