31回目の憲法カフェ
2月28日(日)、柏崎市で憲法カフェがありました。
この間、マイナンバーの学習会などが立て続いていたので、あまり気にしていませんでしたが、
前回南魚沼でやった「憲法カフェ」からは、3ヶ月も間が空いていたんですね。
主催は、柏崎の新日本婦人の会のみなさん。
昨年おじゃましたときと同様、年に一度の「春の集い」にお招きいただきました。
安保法制とマイナンバー
リクエストは、「安保法制の成立で私たちの生活にどのような影響があるのか」と、
「マイナンバー制度についても話して欲しい」というものでした。
それを1時間で話して欲しいということだったので、それはさすがに無理がありますとお伝えしたところ、
「じゃあ1時間15分で」ということで押し切られてしまいました(笑)。
限られた時間のなかで、どのようにお話するか悩んだのですが、
安保法制については、以下の様な構成でお話することにしました。
- 安保法制の内容についておさらい
- 安保法制が適用されうるのはどのような場面か
- 安保法制が適用された場合にどのような事態が予想されるか
- そのような事態で国民に要求されることは何か
- その他国民生活にどのような影響がありうるか
また、マイナンバーについては、以下のような構成で短時間でお話しました。
- マイナンバー制度の内容
- 指摘されている問題点や弊害
- 諸外国の制度との比較
- 考え得る自衛策
最後に、以下の点について簡単にお話して終了となりました。
- 参議院選挙の意義
- 現在の状況
- 憲法改正(緊急事態条項)の発議
- 私たちにできること
かなり掻い摘んでお話したのですが、予想通りというか何というか、
結局1時間半近くかかってしまいました。
終了後
終了後は、「一緒にお弁当を」とお誘いいただいたのですが、
いろいろ用事が立て込んでいたので、お弁当を頂いて帰路につきました。
後日、参加されていた、昭和2年生まれ(88歳)の女性から、直筆のお手紙をいただきました。
「貴重なお時間でしょうに、沢山の資料をご用意くださり、心をこめてお話くださってありがとうございました」という書き出しではじまるお手紙には、ご自身の戦時中の体験が綴られていました。
また、柏崎市の子どもがつくったという「子どもたちのけんぽう9条」という原稿も同封されていましたので、
写真でご紹介いたします。