1 柏崎で安保法成立後はじめての憲法カフェ(28回目)
11月3日(火・祝)、「安保法を考えるママの会柏崎」のみなさんが
憲法カフェを主催してくれたので、柏崎市まで出張してきました。
参加者はおよそ40人(+子ども20人!)。
会場とは別に託児室があり、何人かのパパ・ママが子どもの相手をしてくれていました。
申し込みの締め切りは10月30日でしたが、その後も次々に参加申し込みがあったようで、
前日夜の時点で30人ちょっと(+子ども15人)と連絡があったのですが、
事前申し込みなしの当日参加の方もいらっしゃって、この人数になりました。
安保法成立後はじめての憲法カフェということで、みなさんお待ちかねだったようです。
私は、これまでにも何度か柏崎で憲法に関するお話をさせていただいているのですが、
「私のお話を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?」と聞いたところ、
4割くらいの方が挙手されました。
初めて参加された方が多くいらっしゃったのはうれしいことでした。
2 お話した内容
(1)安保法制の内容~どこが憲法に違反するのか
まずは、成立した安保法制の内容についてのお話。
武力行使、後方支援、武器使用の3つの領域にわたって、
これまで憲法に違反するためにできないとされてきたことを
できるようにしたということについて、図表などを使って説明しました。
(2)憲法違反の法律を作るということの意味
次に、憲法違反の法律を作るということの意味。
立憲主義の意味や重要性についてお話しました。
(3)法律の必要性、デメリットについて
そして、法律を作る必要性があったのか、法律を作ることによるデメリットはないか、
私たちの生活にどのような影響がありうるかといった点についてのお話。
政府が示した15事例や、抑止力論などについて、
国会での議論状況も紹介しながら説明しました。
(4)「憲法改正」について
さらに、自民党が来年7月の参議院選挙で、憲法改正を公約に掲げると言っていることから、
自民党の憲法改正草案の内容を簡単に紹介しました。
(5)私たちにできること
最後に私たち一人一人にできることは何かというお話。
対話を通じて周りの人に語り広げて行きましょうと呼びかけました。
3 終了後
(1)お菓子タイム
終了後は、お楽しみのお菓子タイム。
手作りのお菓子や、地元のお店で調達したケーキやコーヒーをいただきながら、
「安保法制に反対するママの会@新潟」が出した声明についてお話を聞きました。
(2)参加者の方と
地元の市議会議員の方、
これまでにも何度か講演会や憲法カフェに来てくださっている方、
はじめて憲法カフェに参加したという方などが
声をかけてくださり、お話ししました。
また、新潟日報と柏崎日報の記者の方が取材に来てくれていました。
*柏崎日報が11月4日付朝刊で記事を載せてくれました。
(3)オファー
津南町の9条の会の方から、「津南にも来て欲しい」というオファーを、
柏崎で喫茶店をされているオーナーさんからは
マイナンバー制度に関する学習会のオファーをいただきました。
主催されたママの会のメンバーや参加されたみなさんから元気を分けていただき、
子ども用にお菓子のおみやげまでいただいて、とても幸せな気分で帰路につきました。