3年ぶり
7月3日(水)、新井南小学校におじゃまして、4~6年生(約30人)向けに、いじめ予防授業をしてきました。
新井南小学校に行くのは、3年前の1月にいじめ予防授業でおじゃまして以来でした。上越市内は豪雪で大変だった年で、妙高市内の積雪が意外と多くないことに驚いたことを覚えています。今回は前回と打ってかわって猛暑日となりました。
これまでと同様に、事前準備として授業の前に、真下真理子弁護士著『弁護士秘伝!教師もできるいじめ予防授業』(教育開発研究所)で紹介されている事例をもとに作ったワークシートを送り、子ども達に検討をしてもらいました。
オープンスクールで
小学生向けにいじめ予防授業をするのは今年度3回目ということで、だいぶ慣れてはきましたが、みなさんの反応はその時々で違うのでいつも新鮮な驚きがあったりします。
今回は3学年一緒の授業だったため、特に下の学年の子たちは発言するのが難しいのではないかと心配しましたが、学年を問わず積極的に発言してくれたので、とてもやりやすかったです。
今日はちょうどオープンスクールの日だったようで、保護者の方や、他の学校の先生方も見学や視察にいらっしゃっているとのことでした。授業をしているときにも、何人かの方が見学にいらっしゃっていました。
何とか授業を終え、荷物を片付けて教室を出ようとしたところ、その見学にいらっしゃっていた方から声をかけられて、あっと驚きました。なんと、以前憲法カフェを主催してくださった方でした。ごく短時間のやりとりでしたが、意外な再会がうれしくてその場で軽く盛り上がり、改めて別テーマでの講師依頼をいただきました。
校長室での懇談
授業の後、校長室で、校長先生や教育委員会の方と一緒に懇談しました。
新井南小学校は、小規模特認校に指定されていて、オランダで普及している「イエナプラン教育」を実践していらっしゃるとのこと。校長先生は、授業の最初から最後まで聞いていて下さったのですが、「学校としても『一人ひとりを尊重しながら、自律と共生を学ぶ』ということを大切にしているので、一人ひとりの個性を尊重するという最後のお話には深い共感を覚えましたし、自分達がやっていることは間違っていないんだという確信をもつことができました。」とお話して下さいました。
最近、名古屋市教育委員会著『子ども主役の学校へ、いま名古屋から 学校は誰のもの?』(東洋館出版社)を読んで、イエナプラン教育に興味を持ち始めたところだったので、こんなに身近に実践校があるとは!と驚きました。
引き続き
様々な出会いや発見を楽しみにしながら、引き続き講師活動に取り組んでいきたいと思います。