ブログがきっかけ
7月26日、上越市立上雲寺小学校におじゃまして、教職員向けのいじめ問題対応研修で講師をしてきました。
私は妙高市のスクールロイヤーをしているため、同市内の小中学校の先生方向けの研修講師をしたことはありますが、上越市の学校の先生方向けの研修講師をするのは今回が初めてでした。担当の先生が「弁護士さんの研修を受けたい」と考え、いろいろ探してみたところ妙高市の教職員向けの研修についての報告ブログが見つかったということで、直接事務所宛にお電話をくださいました。
講師活動についての報告ブログを書くのはそれなりの負担ではあるのですが、このような形でご依頼につながることもありますし、自分自身読み返すと参考になることもあるので、できる限り続けていきたいと思います。
熱心なグループ討議
これまでと同様に、まずは事前に検討していただいた設例についてグループ討議をしてもらい、グループごとの発表をふまえて、ポイントを解説するという流れで進めました。
全体の人数がそれほど多くなかったこともあり、グループ討議の内容もかなりクリアに聞くことができたのですが、みなさん熱心に議論して下さっていて、ありがたかったです。
上雲寺小学校では、30代・40代の教員がすっぽり抜けていて、50代の教員と、20代の教員しかいらっしゃらないとのことでした。年齢が若く経験年数もそれほど多くない先生方も、先輩教員に物怖じすることなく堂々と発言されている様子を見て、学校全体の雰囲気のよさを感じました。
ポイント解説も真剣に
時間の関係もあって「ポイント解説」は、やや駆け足気味になってしまった部分もありましたが、みなさん真剣な表情で話を聞いてくださり、またメモもしっかりとってくださっていました。
終了後、校長室で懇談しました。教育現場ならではの感覚や経験など、貴重なお話をお伺いし、いろいろと参考になりました。
校長先生も担当の先生も、終始きめ細やかにご配慮下さったおかげで、とてもやりやすい研修でした。