出前講座「ハラスメント防止」@知命堂病院


歴史ある病院で

10月25日(金)、知命堂病院で「ハラスメント防止」研修講座の講師をしてきました。

上越市の男女共同参画推進センターが実施している出前講座に、知命堂病院から講師派遣要請があり、同センターから私のところに講師依頼があったという流れ。今年7月に上越教育大学で研修講師をしたときと同じ制度を利用したものです。

知命堂病院は、明治4年の開業で、まもなく150周年を迎えるという、歴史ある病院です。

写真は病院のウェブサイトから

写真は病院のウェブサイトから

研修内容について打ち合わせをするために、職員の方が3人も事務所まで足をお運び下さり、職員のみなさん向けにアンケートを実施して集計結果をお知らせ下さったりしました。研修当日も、開始前に、応接室で理事長と院長が直々にご対応下さいました。丁重な対応に恐縮するとともに、緊張が高まりました。

積極的な反応で緊張がほぐれる

研修に参加された方は40人くらいでしょうか。女性の方が多かったように思います。最初は緊張していたのですが、こちらからの問いかけに対して参加者のみなさんが積極的に反応して下さったのでとてもやりやすく、徐々に緊張がほぐれました。

全体の流れはこんな感じ。この間、改めて本を読んだり裁判例を調べたりして理解が深まったので、過去に使ったレジュメやパワーポイントに改良を加えて使用しました。
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充実した質疑

予定の時間を若干オーバーしてしまいましたが、質問もいくつか出されました。

私が説明を省略してしまった部分について確認する質問や、私がお話した内容を踏まえてさらにその先について問うような質問が多く、質疑を通して私自身も理解が深まりました。

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最後に院長先生からご挨拶がありました。個人として、また病院として、今後心がけたり取り組んだりしていかなければならないと感じたことを率直にお話されていて、謙虚で誠実なお人柄を感じました。

帰り際に事務長補佐の方から「1度やって終わりではよくないですし、今回全員が出席できた訳でもないので、ぜひまたお話いただきたいです。」とのお言葉をいただき、ほっとしました。また機会をいただければうれしいです。

講師業の秋?

今月は、消費者教育の特別授業(高校)、薬害教育の特別授業(中学)、沖縄基地問題についての講演と、今回のハラスメント研修ということで、講師を務める機会が4度もありました。来月も同様に4度講師をする予定です。去年もこの時期に大変だった気がしてブログを見返してみたところ、やはり10月に5回講師をしていました。秋はそういう機会が増える時期なのかも知れません。

同じアウトプットでも書くのと話すのとではまた違いがあり、それぞれでしか得られないものがあると感じています。学び成長できる機会と捉えて今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。