7月9日、柏崎刈羽原発差止訴訟の第11回口頭弁論期日が開かれました。
報告集会の模様は、3のところに貼り付けた動画でご覧いただくことができます。
1 原告側が提出した証拠
原告側は、数多くの証拠とともに、映画「日本と原発」を証拠として提出しました。
法廷では、この「日本と原発」を30分に短縮したバージョンの上映が行われました。
2 原告の意見陳述
出雲崎町に住む星野俊彦さんが、法廷で意見陳述を行いました。
星野さんは、冒頭で、柏崎刈羽原発の北北東12キロメートルに住んでいるため、
福島第一原発事故のような大事故が起これば、
100分で被ばくすることになり、避難は到底間に合わないと述べました。
そのうえで、福島から避難した住民のみなさんの状況に触れながら、
「逃げるも地獄、止まるも地獄、避難計画の先に未来などありません」と語りました。
また、原子力規制委員会の田中委員長が
「新基準の適合は、安全を担保するものではない」と述べたことに触れ、
地球と未来を守る唯一の方法は、すべての原発を廃止することに他なりませんと
訴えました。
3 報告集会
和田光弘弁護団長と、意見陳述をされた星野俊彦さんから報告があり、
質疑がなされました。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
4 上越での裁判報告会
上越では、以下の予定で裁判報告会を開催します。
前回時間が足らずできなかったグループディスカッションをメインにする予定です。
お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
日時 8月2日(日)10時~12時
場所 上越市民プラザ第1会議室