土地家屋調査士会(上越支部)の研修


二度目のお誘い

10月12日(金)、新潟県土地家屋調査士会上越支部の研修に講師としてお招きいただき、「成年後見・財産管理人と、境界立ち会い」についてお話してきました。
昨年2月の研修で「個人情報保護法の改正について」お話していますので、講師をするのは今回で2度目ということになります。

老舗の料亭で

写真をご覧いただくとわかると思いますが、会場は地元でも有名な老舗の料亭。

調度品がどれも由緒正しい物ばかりのせいなのかわかりませんが、すごく落ち着く=眠くなりそうということで、講師にとってはやや酷な感じのお部屋でした(笑)。

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事前に質問をいただいて

今回は事前に具体的な質問事項を出していただき、それにお答えするなかで関連する基礎知識をお話するというスタイルで行いました。

問題意識や疑問点がはっきりわかるので、講師としても話を聞く側としても満足度が高いものにしやすいのではないかと感じました。別の機会にもうまく取り入れたいと思います。

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おまけも準備して

前回の研修では、最後に少し時間が余ってしまったので、今回はそうなっても困らないようにと、「おまけ」も準備しておきました。今回は時間ぴったりにおさまり、おまけの必要はなかったのですが、リクエストをいただいたので、時間を延長して(笑)、おまけについてお話しました。

おまけと言ってもメインテーマとまったく関係ない訳ではなく、財産管理人や境界立ち会いと深く関連する、所有者不明土地問題についてです。篤子弁護士の「つれづれ語り」でも取り上げていますが、この問題について国や民間で様々な検討が進められており、再来年を目途に法律や制度の改正が行われることになっています。国レベルでの検討状況をがんばって表にまとめたので、こちらに貼り付けておきます。

図1