1 学校へ行こう委員会の取り組み
7月12日(水)、新潟高校で憲法の特別授業をしてきました。
昨年も同時期に、同じく新潟高校で、同じく憲法の授業をしましたが、今回も昨年と同様に、新潟高校から県弁護士会の「学校へ行こう委員会」にオファーをいただいたことがきっかけで実現した授業です。
対象は文系クラスの2年生で、「刑事弁護」「消費者の権利」「法学部で学ぶ」「弁護士の仕事」「一人暮らしの法律知識」「憲法入門」という6つのテーマから、興味があるものを選んで参加する形式です。
2 授業の内容
授業では、普段「憲法カフェ」でやっているように、クイズを織り交ぜながら、以下の様な流れでお話をしました。
- 憲法ってなんだっけ?
・すべての根底にある価値観
・立憲主義、立憲民主主義 - 憲法を変えるということ
・憲法改正の手続
・憲法改正についての考え方
クイズの正答率も高かったのですが、何より唐突に指名しても、どの生徒もしっかりした受け答えができることに驚きました。こちらの期待や予想を越える反応もあったりして、とても楽しく話をすることができました。
ただ、私の悪いクセが出てしまい、最後は時間切れ。終わりの方はかなり駆け足でお話することになってしまいました。
持っていったオススメ本も十分に見てもらう時間がなく、日弁連が取り組んでいる「憲法ポスター展」のチラシを全校生徒に配布してもらえることになったのですが、それについても授業のなかで触れることができないなど、反省点も残りました。
3 次への目標!
授業を準備する段階では、もっとも基本的で、もっとも重要なポイントを、しっかり伝えたいと思い、改めてパワーポイントを作りなおしました。その過程を通じて、自分なりに理解が深まったり、新たに発見したこともありました。
もしまたチャンスがあれば、次はしっかり時間内に収まるようにしたい、というレベルの低い目標を掲げておきます(笑)。
*7月24日付追記
「講演中のメモ」や「感じたこと・考えたこと・今後に生かしたいこと」などが書かれたレポートが送られてきました。授業を聞きながら書いたとは思えないほどすっきり要点がまとめられたメモや、こちらが伝えたかったことをふまえた感想など、生徒のみなさんのレベルの高さに触れて、このうえなく幸せな気持ちになりました。