1 上越市で実施
12月17日、上越市内で、マイナンバーについての学習会があり、講師としてお呼ばれしてきました。
マイナンバーについてお話しするのは、今月13日に柏崎で開催された茶話会に次いで、2回目ということになります。
主催してくれたのは、子育て中のお母さん。
「憲法カフェ」について、最初に依頼をしてくれた方でもあります。
参加してくれたのは、子育て世代のお母さんを中心に15人(と子どもたち)。
上越市だけではなく、糸魚川市や妙高市から参加してくれた方もいました。
また、新潟日報と上越よみうりの記者の方が取材に来てくれました。
2 質問・感想
お話しした内容は、柏崎の茶話会とほぼ同じですが、パワポを少し改良したり、最新情報を追加したりしました。
やはり、柏崎のときと同様に、たくさんの質問が出されました。
質問というよりは、不安や戸惑いがたくさんあり、それが次々に出てくるといった方が正確かも知れません。
最後にお一人ずつ感想などを伺いました。
多くの人に共通していたのは、以下のようなお話しでした。
・制度について漠然とした不安を感じていた
・今日の話を聞いてやはり問題があると思った
・夫は職場から番号を教えるように言われている
・夫にも今日の話をしてみたいと思う(が、きちんと話せるか不安)
3 続々とオファーが
終了後、主催された方から「今日来られなかった方もいるので、できればまた開催したいと思っています」というお誘いがありました。
また、1人で参加してくれた男性からも、「自分の友人に声を掛けてやりたいです」というオファーをいただきました。
上越市を盛り上げるために団体を立ち上げていろいろ活動しているとのことなので、楽しみです。
さらに、柏崎の茶話会に参加してくれた方から、メールで「長岡でも開催したいのですが来てもらえますか?」というオファーをいただきました。
4 制度スタートの延期を
これだけオファーがあるのは、よくわからないまま制度がスタートすることに対する不安・疑問・戸惑いが渦巻いているからなのでしょう。
本来であれば、国や自治体が「丁寧に説明」すべきです。
通知カードが大量に送達されないままになっていますし、誤配されたケースすらあります。
堺市では全有権者の情報が漏洩するという前代未聞の事件も発生しており、このまま制度をスタートさせるのは、いくらなんでも無理があるでしょう。
来年1月に迫った開始時期を延期し、疑問や不安に対して説明することも含めて、制度をスタートできるだけの体制を整えることが最低限の責務だと思います。
*12月18日付追記
今日付の新潟日報朝刊に記事が載っていたので貼り付けます。
*12月24日付追記
12月21日付の上越よみうりに記事が載っていたので貼り付けます。