地方議会議員の方々も
3月9日(日)、上越市民プラザで、公開講座『選択的夫婦別姓を考える』の講師をしてきました。
主催してくださったのは、「上越市の男女共同参画を推進する会」の方々。「北京JAC・新潟」が共催で、上越市の後援も受けていたようです。当日は、現職・前職の県議会議員がお一人ずつと、現職の市議会議員がお二人参加して下さいました。
お話した内容
当日お話した内容は、↓こんな感じ。
「現行制度の何が問題なのか」の項目では、人権の問題なのだということをご理解いただけるように、最高裁の判例の内容にも言及しながら丁寧にお話しました。私自身、今回の講演を準備するなかで、この問題は人権そのものに対する理解を深める題材になるなと感じました。
「どうして進まないのか」の項目では、これまでの経過を確認したうえで、通称使用を広げればよいという議論や、選択的夫婦別姓を導入すると様々な弊害があるとの主張について、確認しました。
質疑など
多くの質問や感想が出され、充実した質疑になりました。国際結婚をした親族の体験談や、職場で接した外国人夫婦の方との交流など、それぞれの経験なども多く語られ、私も参考になりました。
参考にとご紹介した『虎に翼』年表(CALL4作成)や、アクションリストも好評でした。
終了後に何人かの方が直接声をかけて下さいました。「難しい言葉を一段かみ砕いてお話下さったのですごくわかりやすかったです!ありがとうございました!」という方や、「勉強になりました~。憲法カフェにも参加してみたいなと思いました!」という方がいらっしゃって、うれしかったです。
報道
上越タイムスの方が取材にきていて、3月11日付の4面に詳しい記事を掲載して下さいました。ありがとうございました!