教職員研修(いじめ対応)新井中学校


4校目

2月27日、妙高市立新井中学校におじゃまして、教職員向けのいじめ問題研修で講師をしてきました。新井中央小学校妙高小学校総合支援学校に引き続く、今年度4校目の研修です。

同じ様に進めても

これまでと同様に、まずは事前に検討していただいた設例についてグループ討議をしてもらい、グループごとの発表をふまえて、ポイント解説するという流れで進めました。

今回は、全体の人数が多かったのですが、グループの人数は3人だったので、グループ数はかなり多くなりました。同じ設例で同じ進め方をしても、学校の種類(小学校か中学校か)や、グループの分け方、学校の雰囲気などによって、議論の内容に違いが出てくるのは面白いなと感じました。

4回目ということで多少の余裕も出てきていたので、ポイント解説の内容も、グループ討議の内容を踏まえて微妙に調整してお話しました。

質疑もボリュームたっぷり

予定の時間ぎりぎりまで使ってお話したので、質問は出ないのではないかと思っていたのですが、一人手が挙がると次々に手が挙がり、充実した質疑となりました。結構突っ込んだ内容の質問が多く、現在進行形で直面しているケースに関する悩みなども出されました。細かい事情を聞き取った訳ではないので、具体的な対応策というよりは、対応の基本的な方向性や対応するうえでの注意点といった範囲でしかお答えできませんでしたが、それでも参考になる部分はあったようでした。

事前にしっかり準備したことを滞りなく説明するというのも大切ですが、出された質問にその場で考えて答えるというのは、理解が深まったり新しい発見があったりしますし、心が通い合うような感覚も生まれたりして満足感が高いですね。参加される方が問題意識を明確に持っているような場合には、最初から最後まで質疑だけというのもありだなと改めて感じました。

来年度も

今年度はこれで終了ですが、来年度はさらに多くの学校で研修をすることになるようです。私自身も学べる貴重な機会ですので、1つ1つしっかり取り組みたいと思います。