子宮頸がんワクチンを接種された方に深刻な副反応がでている問題について、これまでにも何度か取り上げてきましたが、5月29日に被害実態を知っていただくための集会を国会議員会館内で開催することになりましたので、お知らせします。
私も先日、被害者の方から聴き取りを行いましたが、原因がわからないまま何度も入退院を繰り返した挙げ句、医療機関から心ない言葉をぶつけられている実態に触れ、強い衝撃を受けました。
是非多くの方にこのことを知っていただきたいと思います。
是非多くの方にこのことを知っていただきたいと思います。
*****以下、お知らせメールの貼り付け*****
院内集会「子宮頸がんワクチン・聞いて下さい!被害者の声」HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の安全性を検討している厚労省審議会は、接種後に発生している広範な疼痛や運動障害の副反応について、接種時の疼痛の刺激や不安が惹起した「心身の反応」であるとする結論をまとめ、それを前提に「接種に当たり注意すべき事項」を検討するなど、HPVワクチンの積極的勧奨再開に向けた検討を進めています。しかし、合同部会の審議において、被害者のヒアリングは行われず、被害実態の十分な調査も行われていません。被害実態を徹底的に調査し、その原因を明らかにすることにより、被害の再発を防止できる十分な科学的根拠が得られなければ、積極的勧奨の再開は許されないというべきです。全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会は、薬害対策弁護士連絡会と薬害オンブズパースン会議の協力を得て、被害者の聴き取り調査を実施しています。その調査を通じて、被害者の少女たちが、全身の激しい疼痛、運動障害(痙攣、不随意運動、脱力等)、高次脳機能障害(記憶力や知能の低下)などの重篤かつ多様な症状に襲われ、効果的な治療法もないままに長期間にわたって苦しんでいる実態が見えてきています。このような被害実態をつぶさに見れば、「心身の反応」では到底説明がつかないことは明らかです。私たちは、このような被害実態を多くの方に知って頂くために、院内集会を開催することといたしました。集会では、被害者連絡会の被害実態調査から具体的な被害事例を報告するとともに、被害者がその被害の実情を訴えます。また、接種勧奨に用いられた自治体の説明文書の調査から、保護者や本人に十分な情報提供が行われていたのかについて、問題提起します。是非ご参加下さいますようお願い致します。<内 容>・被害実態調査 事例報告・被害者からの訴え・自治体説明文書調査 中間報告【日時】2014年5月29日(木)17時~【場所】参議院議員会館講堂(会館入口にて入館証配布)【主催】全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会・薬害対策弁護士連絡会・薬害オンブズパースン会議・日本消費者連盟(連絡先)・全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会042-594-1337・080-1024-2284(池田)・薬害対策弁護士連絡会(樫の木総合法律事務所内)03-5357-1212(関口・牛島)