10月12日(日)、おとなり柏崎市で、憲法カフェ第9弾を開催しました。
会場は、ときわ台会館という地域の公民館のようなところ。
お寺の住職さん、満州で生まれたという方、「ときわ台の吉永小百合」と呼ばれる妙齢の女性など、地元のみなさん約20人が参加してくれました。
住職さんは、日頃から熱心に平和のための活動に取り組んでいらっしゃるため、檀家さんに「おまん政治活動してるねか」と言われるそうです。そんなときは、私は政治活動をしているのではなく、「殺さず」というお釈迦様の教えを実践しているのですと回答していらっしゃるとか。
私たち1人1人がそれぞれの立場から、自分なりの言葉で語っていくことの大切さをあらためて感じました。
また、満州の国民学校長として悲惨な逃避行の引率をされ、帰国後は中学校の校長を勤め上げられた深田信四郎さんという方の遺詠を紹介してくださった方もいました。
「書く力語る力も失せ果てぬ ただたのみます いくさあらすな」という遺詠を聞いて、書く力も語る力も残っている私たちが、深田さんの遺志を引き継いでいかなければならないと思いました。
帰る途中、日本海に沈む夕日があまりにきれいだったので、車をとめて写真を撮りました。
いろいろと心洗われる一日になりました。
10月13日付の朝日新聞と、9月24日付赤旗新聞が憲法カフェのことを取り上げてくれていましたので記事を貼り付けます。県内でも全国でも広がってきていますね。