「戦後最大の学問の危機」(秘密保護法)


先日このブログで、ノーベル賞学者らが秘密保護法に反対する声明を発表したことをお伝えしました。この声明の賛同者は、11月28日時点で304人でしたが、その後国内外から多くの賛同が寄せられ、12月3日には2006人まで増えたということです。

「特定秘密保護法案に反対する学者の会」が、12月3日の記者会見で明らかにしました。NHKは会見に出席した学者の声を以下のように紹介しています。

学習院大学・佐藤学教授「われわれはこの法案が戦後最大の民主主義の危機だという認識で一致している。短期間でこれだけ多くの声が集まっていることを政府は重く受け止めてもらいたい」

専修大学・廣渡清吾教授「法案は秘密の範囲が際限なく拡大するおそれがあり、政府の活動を研究できなくなることが、研究者として最も恐ろしいことだ」