高校時代の同級生に誘われて
2月10日(金)、新潟県土地家屋調査士会上越支部の研修に講師としてお招きいただき、個人情報保護法の改正についてお話してきました。高校時代の同級生が、地元で土地家屋調査士をしているため、その友人から声をかけてもらった形です。
土地家屋調査士会の上越支部では、年3回研修を開催していらっしゃるとのことでした。私自身が日々痛感していることですが、法改正など実務に必要な情報を遅れずにフォローしていくのは結構大変なので、「組織として研修をそれだけ頻繁に設定してくれていると助かるだろうな~」というところから、「弁護士会でも地元支部を作りたいな~」という方向へと妄想が広がりました(笑)。
研修でお話した内容
テーマは「個人情報保護法の改正」ですが、導入は当然のことながら、高校時代の同級生いじりです(笑)。高校の卒業アルバムからピックアップした「使える写真」をスキャナで取り込み、プロジェクターで映しながら思い出話に花を咲かせました。友人は、「個人情報保護法の研修」で自らの個人情報がさらされてしまうという予想外の事態に、苦笑いしていました。
もちろん、改正法の内容もきちんとお話しましたよ。念のため。
立法目的や改正の理由、法律全体の構造を確認したうえで、①個人情報を取得する場面、②管理する場面、③利用する場面、④第三者に提供する場面、⑤本人から開示請求を受けた場面という、5つの場面ごとに対応が必要な点や注意すべき点などを説明しました。
懇親会で貴重なお話
終了後は、新年会を兼ねた懇親会があり、私も参加させていただきました。
「主賓席」に座って、支部長はじめ大ベテランの先生方と同席したのですが、みなさん気さくに話しかけてくださったので、とても楽しい時間を過ごすことができました。また他のテーブルからも入れ替わり立ち替わりご挨拶に来てくださり、貴重なお話を伺うことができました。
仕事を通じて隣接士業の先生方と関わりを持つことはもちろんある訳ですが、お酒を飲みながら交流する機会はこれまでほとんどなかったので、とても有意義でした。
今後もがんばります
講師をさせていただく度にいつも思うことですが、準備の過程だけではなく、当日参加者のみなさんとやりとりすることを通じて私自身必ず新たな発見があるので、オファーをいただいた場合には極力お応えするようにしようと改めて思いました。