薬害教育の特別授業@柏崎市立第二中学校*追記あり


柏崎市では初めて

11月29日(木)、柏崎市立第二中学校で、2年生(82人)向けに、薬害教育の特別授業をしてきました。県内では7度目の実施ですが、これまではすべて上越市内の学校だったので、柏崎市での授業は今回が初めてでした。

今回の授業は、城北中学校でこの授業を担当してくださっていた齋藤俊夫先生が、今年の春に赴任された柏崎市立第二中学校でも実施したいとご尽力下さったおかげで、実現しました。城北中学校のときと同様に、「薬害被害者に対する差別・偏見について学ぶことを通じて、人権に対する理解を深めたい」ということで、人権教育の一環として設定されました。

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生徒さん達の積極的な姿勢に触れて

授業全体は、これまでの授業と同様に以下の様な流れで進めましたが、被害者に対する差別や偏見の問題を1つの焦点にしてお話しました。

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授業では、生徒のみなさんにいろいろ問いかけをしながら進めるようにしていますが、今回の授業では、質問を投げかけると、必ずあちこちから反応がありました。生徒さん達の授業に対する積極的な姿勢に触れられて、幸せな気持ちになりました。

「私は、このような悲惨な被害に、もう誰にも遭ってもらいたくありません。」

授業のメインは、やはり被害者の方のお話です。

長男を出産する時に大量の出血があり、大きな病院に転院して緊急手術を受けたこと。その際にフィブリノゲン製剤を投与されたこと。その後急性肝炎となって入院が長引いたため、生後6ヶ月になるまで赤ちゃんに会えなかったこと。子どもが中学生になるころまで入退院を繰り返していたこと。高熱・脱毛などの激しい副作用に耐えながらインターフェロン治療を受けたこと。ウイルスが検出されなくなったいまでも肝癌のリスクがあること。などを涙ながらにお話されていました。

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そして、最後に「私は、このような悲惨な被害に、もう誰にも遭ってもらいたくありません。薬害を防ぐために、私にも、みなさんにも、できることはたくさんあります。今日の私の話を聞いて、みなさんがそのことについて考えるきっかけにしてもらえればうれしいです。」と訴えました。

生徒さんも、先生方も、真剣な表情で話に聞き入っていました。

報道

BSN新潟放送が、11月29日のニュース「ゆうなび」で取り上げてくれました。

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*12月3日付追記
柏崎日報の12月3日付に記事が掲載されました。記者の方が新聞を贈って下さいましたので、画像を貼り付けます。
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*12月11日付追記
新潟日報の12月11日付朝刊に記事が掲載されました。記者の方が新聞を贈って下さいましたので画像を貼り付けます。
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また、学校のホームページに、早速今回の授業に関する記事が掲載されていましたので、リンクを貼っておきます。他の記事も含めて、基本的にその日のうちに記事がアップされているのは、ほんとに素晴らしいですね。

オファーをお待ちしています

薬害事件は繰り返され続けており、社会や保健体育でも「薬害」の単元が設定されています。中学校3年生向けの副教材が作成・配布されていますが、専門的な内容が含まれていることもあり、実際に活用されているのは5%止まりという報道もあります。

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私たち、薬害肝炎原告団・弁護団では、弁護士と被害者が2人1組で授業を行っています。
当事者の話を直接聞くことができるのは、ほんとに貴重な経験になると思います。
これまでに授業を実施した学校の生徒さんや先生方からは、「薬害は思っていたよりも身近な問題のだと気付いた」「薬や薬害についてもっと学びたい」「被害体験を直接聞けたのがよかった」などの感想が寄せられています。

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全校生向け、学年単位、クラス単位など、どのような形式でも対応可能です。
興味をお持ちの学校関係者がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

【新潟県内の方】
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TEL 03-5698-8592 FAX 03-5698-7512