主権者教育の特別授業@上越総合技術高校(後編)


11月13日(月)、上越総合技術高校で、主権者教育の特別授業をしてきました。
先週の、模擬選挙の続きです。

授業の流れ

ああでもない、こうでもないといろいろ考えた結果、タイトルを「主権者に求められる力」として、以下の様な流れでお話することにしました。

1 選挙の意味
・選挙って
・国会(議員)の役割
・予算の規模と概要
・法律って
・法律と憲法の関係

2 選挙、だけじゃない
・主権者力≒対話力
・対話の方法、注意点
・高校の騒音問題を対話によって解決した実例
・不断の努力

以下では、何枚かのスライドを紹介しながら、今回の授業をダイジェスト的に振り返ります。

クイズを交えて

前回は、参加型でしたし、何よりも場所を移動する形だったので、寝てしまう心配はほとんどなかったのですが、今回は座って話を聞くだけ。しかも疲れが出てくる7限目なので、どう考えても眠くなるに決まっています。そこで、何とか眠らせないようにするために、クイズを交えてお話することにしました。

そして、開志学園高校のときの反省を活かして、あの人の画像も入れ込みました。

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法律と憲法の関係

憲法カフェでいつも好評を博している「憲法条文クリアファイル」を人数分準備して、配付しました。法律と憲法の関係のところでは、以下の様な問いかけをして、立憲主義の話をしました。

図2

主権者力≒対話力

対話力を「異なる意見の人と話して、相互理解を深めたり、新しい考えに辿りつく力」と定義し、これが主権者力の重要な要素になるということを話しました。

図3

対話の方法、注意点

「対話の方法」のところでは、前回の授業で議論してもらったテーマを題材に、真っ向から対立する主張のように見えても、見方を変えれば共通する要素もあることを指摘しました。

図4

そういう共通点を探して、お互いに確認することが大切で、それをふまえてなお意見が違う理由を考えてみると議論がかみあいやすくなるということを伝えました。

図5 図6

また、対話をするうえでの注意点として、以下の2点をあげました。

図3 図2

学校の騒音問題と対話

対話といっても大げさな話ではなく、身近な生活場面でも必要になることも多いということで、学校の騒音問題を地域との対話で解決した松本深志高校の実例を紹介しました。

図7

不断の努力

最後は、選挙はもちろん大切だけれど、選挙で投票に行けばそれでいいという様な話ではないということを、憲法12条の条文を紹介しながらお話しました。

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次回でリベンジを

クイズはもちろん、クイズ形式にしていない箇所でも、適宜問いかけを入れながら話したのですが、授業の中盤から終盤にかけて、何人かの顔が俯きがちになってしまいました。
憲法の話などは、高校1年生にとってイメージしにくいので、なるべく具体的な例を挙げながらお話したつもりですが、もっとたくさん具体例をちりばめながら話した方がよかったのかも知れません。

担当してくださった先生からは、また機会を設けて講演をお願いしたいと言っていただけたので、社交辞令ではないと信じて(笑)、次回でのリベンジを期したいと思います。