秘密保護法で「旧ソ連のような陰気な国に」山田洋次監督


山田洋次監督が、秘密保護法について、インタビューで、「この法律が通れば、この国は旧ソ連のような陰気な国になるのではないか」と語っています(12月2日付新潟日報)。

旧ソ連圏のジョークには、次のようなものがあるそうです。
「最高指導者はばかだ」と言った人が逮捕され、「これは侮辱罪か」と尋ねると「国家最高機密を漏らした罪だ」と告げられた。
機密の範囲が際限なく広がってしまうことへの警鐘と、最高指導者への批判とが、巧みに織り交ぜられたジョークですが、政権に対する批判を軽々しく口にできない「陰気な社会」の雰囲気を象徴的に示しています。

また、太平洋戦争で、日本軍が負け続けていることは国家機密であって、国民に知らされなかったことに触れ、「沖縄が占領されてもまだ、僕たち日本人は日本が勝っていると思っていた。今思えば本当にナンセンスな時代だった。なぜあの歴史に学ぼうとしないのか」とも語っています。

旧ソ連や戦前の日本のような社会になりかねない、危うい法案が成立してしまわないよう、最後まであきらめずに声をあげていきましょう。