わたしの視点


1 上越タイムスの記事

12月11日付の上越タイムスに、「わたしの視点3 集団的自衛権1票の意義大」というインタビュー記事が載りました。

10日の朝に取材があり、質問に対してお答えしたことをもとに記事を書いてくれているのですが、記事になるとどうしても細かいニュアンスの違いなどが気になってしまいますね。
ということで、2点だけ言い訳的コメントをしておきます。

2 与野党に対する注文?

記事のなかでは、与党に対しても、野党に対しても注文をつけていますが、「あれ?こんなに偉そうなこと言ったかな?」という感じ。

与党が、集団的自衛権や秘密保護法について争点にしないという態度はおかしいということは強調しましたが、野党については各党の政策や主張を詳細に把握できている訳ではないこともあり、あまり踏み込んだことを言わないようにしていました。
記者さんの誘導にのっかって相づちを打ったりしたのかも知れませんが。

3 次の国政選挙前に日本が戦争に加わることになる可能性も

それと、集団的自衛権について国民が態度を示す最後の機会になるというくだりは、私の真意とは、ややずれてしまっています。

私が言いたかったのは、集団的自衛権を行使するための法改正がされてしまう前に民意を示すという点では、この選挙が最大にして最後のチャンスだということです。

逆に言えば、総選挙の結果次第では、次の国政選挙がある前に、日本が集団的自衛権を行使して戦争に加わることになる可能性も十分にあるということになります。

これは何も大げさなことを言っている訳ではありません。
政府は、来年の通常国会で集団的自衛権を行使できるようにするための法整備をするという方針を
明示している以上、そのような事態になることも十分ありうることだと思います。

4 取材対応の難しさ

誤解がないように念のため書きますが、記者の方には、時間がないなかで取材に来ていただき、記事にまとめていただいて、本当に感謝しています。

ただ、自分が思うところを正確にお伝えすることの困難さを、取材の度に感じています。
簡単にレジュメをつくって渡したりした方がよいのかも知れないですね。
今度機会があったら、検討してみます。はい。

20141211085533-0001